「コロナウイルス存在しない派」はどこへ行ったのか?~「メルトダウン存在しない派」と同じ末路~

心理学・精神医学

コロナウイルスの第2波が来ています。感染者数がピーク時の2020年4月と同水準以上になっています。しかし本当に第2波かどうかは疑わしいという声もあります。それに対しては見分ける方法があります。

それは

「終息しないと分からない」ということです。

第2波が第1波より大きい可能性もありますし、小さい可能性もあります。実は3波目で今が一番大きい可能性もあります。まだ1波目の最中かもしれません。

これはコロナ騒動が終息してからでないと分かりません。

感染者数はなぜ増えた?

感染者数の増加に関しては、
・PCR検査が増えたので増加した
・診断された後の肺炎も感染者として改定されたので増加した
・2020年6月から緊急事態宣言が解かれたので増加した
・本当は元からもっといたが厚労省がデータを公表するようになった
様々な理由や憶測があります。

ただ、ウイルスは存在しており、実際に死者が出ており、根本的な治療法は未確立であることは共通です。

それが人工的に造られたものであろうと、自然発生的なものであろうと、存在はしています。

どこから発生したか?は明白にされることも、ニュースに大々的に報道されることも一生ないでしょう。
そんなことをすれば、その局所だけ集中砲火されて、国際問題に発展して利害関係の収集がつかなくなるからです。

「コロナウイルス存在しない派」はどこへ行ったのか?

しかしなぜか最初から「コロナウイルス存在しない派」で論を張っていた人たちがいます。

すでにある常在菌を改造したもの、単なる今までの風邪と同じだと。

ウイルスの正体が明白でない以上、その説の可能性もないとは言い切れません。

ただ気になるのは、その説を信じる人たちが、
「世間はバカだ」「みんなマスコミに踊らされている」という
「自分は賢いんだ」
「自分はみんなと同じようにマスクしたり、自粛したりしないぞ。」

という周囲への反動の動機行動。
それを裏付ける理由として、「コロナウイルス存在しない派」を支持している人が多いのです。

え?じゃあ今亡くなっている方々は何に感染して亡くなっているの?

え?風邪なら何で今まで以上に亡くなっているの?

という質問に対しての反論があまりに弱いのです。

感染診断基準を改定した程度では説明がつかない質問には答えられないまま論を張ってしまっています。

「診断基準を緩和したから。肺炎もみんなコロナと診断処理されたから増えたんだ。」
と返すにしても、コロナであれば先んじて陽性が出ているので隔離病棟になります。まずその時点で入り口からコロナ陽性です。
それ以外の、例えばインフルエンザ肺炎や慢性肺疾患で亡くなった患者をコロナとして診断することはありません。

なぜありえない逆張りをしてしまうのか?

何らかの社会での騒動や社会問題が起きた時は必ず以下のような派閥が生まれます。

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社会問題が起きた時に必ずできる派閥図

この図のように極端な賛成派か、極端な反対派にポジションを取ってしまうのです。

これは根底に「反対してやる」「否定してやる」「私に反対する奴は嫌いだ」という、対象の問題ではなく、個人的なプライドでポジションを持とうとしてしまうのです。

なので過激になればなるほど科学的根拠が薄くなり、どんどん妄想的になり「ありえない逆張り」になってしまうのです。

「メルトダウン存在しない派」と同じ末路

2011年3.11に福島県で福島第一原発事故が起こり、原発が炉心融解(メルトダウン)しました。

その時もなぜか「メルトダウンは存在しない」という論調の集団が出てきました。

公式に福島原発はメルトダウンしていました。

しかし「メルトダウンは存在しないので、放射能も存在しない。」という謎の論調の集団でした。

彼らは放射能を恐れる人を「放射脳」と揶揄し、今回も同じようにコロナで騒ぐ人を「コロナ脳」と揶揄していました。

気になったのは「なぜ見下すのか?」ということです。

本来、自分の論を立てるのに他人を見下す必要はないはずです。

確かに当時、放射能を線量の高いホットスポット以外でも過剰に怖がる人々もいました。

なので脱原発派や、反原発派の中で経済活動が悲観的になって復興に支障をきたすので「放射能が問題ない」と安心させる目的の人もいました。
(10ベクレル=1年間で約0.1ミリシーベルトで、その後は1ミリシーベルト以上を、安全とするか(100まで安全)、危険とするか(1以上は危険)の基準の違いで論争していた)

ただ「メルトダウンは存在しないので、放射能も存在しない。」派の人の中では「心理的抵抗」が起こっていました。

心理的抵抗とは、自分の依拠し信奉してきた知識の枠組みに反する現象を提出されると「認知的不協和音」におそわれ、なんとしても認めたくないという強迫的感情に取り憑かれるという心理状態のことです。

今まで信じてきたものが崩れてしまったので、それを補うために「根拠はないのだけど、他人を下げて攻撃する。」という精神病的な行動に出てしまっていました。

そもそも主張自体に根拠がないので、散々他人を巻き込んだ後に、燃え尽きて精神病的になっていました。

論を張る時は幅を持たせよう

論を張る時は極論で陣を取ると必ず破綻します。

「0か100か」「白か黒か」の二分法思考ではなく、例えば「100%のうち60%は賛成、40%は反対」というのが本来の科学的・合理的な考え方です。

この世に絶対はないので、割合(パーセンテージ %)で物事を考えて主張しないと、あとで自爆してしまいます。

これは投資にも、精神病にも言えることです。

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ディベート議論のトゥーンミンの論理とは?

しかし必ずコロナ2波を理由に大暴落を仕込む

私は今回のコロナウイルス騒動に関しては、先に逆イールドからドイツ銀行破綻を契機とした経済的な暴落があったので、それを隠すための話題作りだったと考えています。

2020年10月の記事↓
世界金融危機にそなえましょう~逆イールドからドイツ銀行CDSとCOL破綻まで~

しかしコロナウイルスが存在していないとは思いません。「世界経済が暴落した原因」という後付けの理由の材料だったと考えています。

この騒動に乗じて製薬会社が必ず治療薬で「世界中の囲い込み」をしてきます。

その時にもう一度、経済的な混乱の演出を仕込まなくてはならないという状況なのです。

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コロナ治療薬の宗教化から第二のディオバン事件になる未来

コロナはよくある軽自動車と同じ。しかしブレーキはついていない。

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