SNSでの返信は人を選んだほうが良いです。
TwitterやFacebookやLINEのSNSでやり取りしていて、単なる誹謗・中傷・嘲笑や罵詈雑言には基本的には返信しないようにしましょう。
相手は初対面の人にさえ、直感的に誹謗・嘲笑が出てしまうということは会話の能力が発達していないからです。
「誹謗・中傷・嘲笑するボクちゃんを構って!注目して!」が主目的なので、幼児性を垂れ流している人と会話したところで生産的で建設的な回答は生まれてこないからです。
また場合によっては単語で反応するように組み込まれたBotである可能性もあるからです。
しかし中でも攻撃なのか分かりにくい返信が多々あります。
最初は攻撃ではない雰囲気がしても、返信すると攻撃になってくるパターンがあります。
例えば、以下のような返信が来た場合、返信しなくても良いです。
「誰でも分かる」
「その程度のこと誰だってできる、誰だって分かる」は不安神経症の人の代表的な定型文です。
「みんなできる、みんな分かってるのに、お前はできないのかー!」と他人を馬鹿にすることができるからです。
「自分がすごい」が最終結論なので会話をしていてもらちが明きません。
なぜか「分かるか、分からないか」の話になって「自分は分かっている」「その程度のこと誰だってできる」という返答があります。
例えば、税金の話で「増税は可処分所得が減るから日本が不景気になる」と数字を出しても、
「自分は年金制度を分かっている」「その程度のこと誰だって分かる」「お前はそんなことも分からないのか」という
「自己中心的」に「分かるか、分からないか」の話で停滞してしまって「では増税は悪影響だから止めよう」という建設的な話に展開されないのです。
これは物事の認識が、自己愛段階で止まっているため、客観的に外に取り出して考えることが出来ないのです。
例えば、「ネコは可愛いですね」と話しても、
「自分はネコを知っている」
「その程度のこと誰だって分かる」
「お前はそんなことも分からないのか」
という自己中心的な世界の話で停滞してしまって、
文字通り「話にならない」のです。
「理解しているオレ偉い」という謎
「分かるか、分からないか」の自己中心的な世界観のみについて話が進まないのに加えて「理解しているオレ偉い」という話題から外れた結論に持ち込もうとするので話が陰鬱になります。
「ではどうしたら良いですか?」という「神経症者が最大の弱点とする質問」に耐えれないので話す前から返信するのをやめましょう。
「自分が知らない=間違っていること」という幼い認識
「自分は全人類で全知全能で最高」と「過去で時間停止」しているので、「知らないこと」があってはならないと考えます。
だから「自分の知らないこと」を「間違っていること」にするか、結論を聞いた後に「すでに知っていましたよ」と言うしかないのです。
彼らが意見に対して否定しかできないのは、自分の知らないこと=間違っていることと考えているからです。
例えば、掛け算をまだ知らなければ、掛け算は間違っていることという考えで思考停止する。
あるいは「その程度のこと知っていた」と嘘をつきます。
これを「空威張り」「虚勢を張る」と言います。
否定しているのに言っていることが同じ
私「これはリンゴですね。」
「違う!これはリンゴです。お前はそんなことも分からないのかー!」
という謎の会話が起こります。
全人類すべて「自分発祥」でないと気が済まないので合っているのに言い換えようとするのが典型的です。
「世界では当たり前」と一人称が複数形となる
最終的には自分の自己中心的な意見を誇大にするために、「みんな、常識、世間、世界、社会」と主語の一人称が複数形になります。
これも神経症に典型的な「過度の一般化」です。
パターンが絵に書いたように決まっています。
対策
基本的に彼・彼女らは「注目されること」が主目的なので、問題を解決しようとはしていません。
なので相手にせず、無視かブロックをしましょう。
事情により、どうしても相手にしないといけない場合は、
「そうなんですね」と、同意しないまでも「(あなたは)そうなんですね」とあえて言います。
「そうですね」と同意するわけではありません。
どれだけ間違っていても文頭に「そうなんですね」と加えることで相手は聞き入れる姿勢ができます。
ただすぐマウントを取ってきて「自分が上、それ以外は下」という自己中心的な世界へ引きずり込もうとするので返答は最低一回か、もしくは相手にしないのがベストです。