コロナ感染で置かれる環境とうつでの抑圧環境はとても似ています。

自分の責任でないことまで過度に背負い込みます。
もがくほどマイナスに埋もれていくような底なし沼の感覚です。

「自分のせいで周りに迷惑」 コロナ感染 自宅療養の女性が自殺 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210122/k10012827321000.html

うつの場合、周りに「安心できる誰かがいる」という内在的環境がとても重要です。
直接的にも精神的にも。

例えるなら、躁うつ病が躁時に自殺企図しやすいのと同じです。
雨の日はむしろ周りも引きこもっているのでみんな気分が沈むので自殺企図はあっても相対的に気分が良いのです。

晴れの日の方が謎のテンションで決意して自殺行動しやすいです。

2020年4月の時は通常、時期的に増える自殺者は減りました。緊急事態宣言で周りに誰かいたからです。
そして雇用や経済問題もまだダメージがありませんでした。

今回の冬のケースは周りの行動様式は平時と変わってないのです。
「経済を回していないから自殺するんだ」という意見がありましたが違います。
経済を回していないなら2020年5月のほうがコロナショックで回っていませんでした。

2021年1月現在はコロナという不安を抱えながら、平時と同じように経済を回そうとしているので普段よりストレス度が高くなってしまっているのです。

それに雇用や経済問題が後からついてきているのです。

なぜコロナショックで自殺者が減ったのか?

「内在化」の重要性を知っておこう