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新型コロナウイルスのまん延で保健所がひっ迫し、介護現場での検査が十分に進んでいないとして、日本財団は、来月から東京都内の高齢者施設のスタッフ延べ200万人に無料で定期的なPCR検査を行うと発表しました。

リスクの高い高齢者に日常的に接する介護スタッフについては、保健所の判断で症状がなくても行政検査ができることになっていますが、保健所の業務がひっ迫する中、こうした検査は十分に行われていません。

このため日本財団は、東京都内の高齢者施設などで働くスタッフに1週間に1回程度無料でPCR検査を実施することになりました。

期間は2月から7月まででおよそ10万人の職員が希望すると想定し、延べ200万人分の検査を行う方針で、200億円の予算を組んでいるということです。

都内の介護スタッフ延べ200万人に無料PCR検査へ 日本財団 2021年1月19日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210119/k10012822751000.html

そうです。

都内の介護スタッフ200万人て多すぎないか?


日本財団は全国規模でPCR検査をするつもり

都内の介護スタッフは「約20万人」。
200万人は「日本全国の介護職員数(約190万人)」です。

つまり日本財団は都内スタートして全国規模でやるつもりなのです。


(参考)
東京の高齢者と介護保険 データ集 – 東京都福祉保健局 (pdf)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kourei/shisaku/koureisyakeikaku/07keikaku3032/07sakutei/iinkai02.files/12.pdf

200億円というのはしれっと国家予算レベルです。
およそ大企業の売上1年分、鬼滅の刃の興行収入。
しかも200万人という日本全国の介護職員全数を想定した数なのです。

期間にも注目

そしてこの期間は「7月まで」と言っています。

つまり日本財団が言う以上、事態は「7月まで」で何らかの区切りがされることを意味しています。

御上の日本財団がPCR検査拡充の方向性で来るなら、後から日本政府も追従してくるでしょう。


日本財団こと笹川家は自民党・公明党の始祖

日本財団は日本の自民党・公明党の内閣議員の親だと思ってください。

すべての歴代内閣総理大臣と血縁関係があるので
さすが笹川家が号令すれば歴代内閣総理大臣が一斉に「はッ!歴代首相一同、ここに!」と全員集います。

安倍晋三首相と首相経験者の森喜朗氏、小泉純一郎氏、麻生太郎副総理兼財務相が夕食をとりながら歓談――。日本財団の笹川陽平会長が23日、自身のブログでこんな写真を公開した。

歴代首相と大笑い 笹川氏がブログで公開
https://www.asahi.com/articles/DA3S13103106.html

例えば、看護に関する定例報告見ても日本看護協会会長と事務次官(官僚トップ)がしれっと来賓挨拶にいるのがもうすごいです。
→「日本財団在宅看護センター」4期生15人が卒業
https://blog.canpan.info/nfkouhou/archive/1143

医療福祉経営は日本財団に学びましょう

日本では自民公明党内閣の「始祖」たる笹川家こと公益財団法人・日本財団が「完成形の医療福祉経営」をしています。
土建屋不動産を回して寄付名目の節税で医療福祉施設の支援。

大きくはこのやり方を見習えば良いです。
小規模モデルでもこの真似事から始まります。
遅かれ早かれこのやり方を目指すことになります。


日本財団は厚労省ではなく病院医師会勢力へついていた

この日本財団の立ち回りから察するに、病院が厚労省を見限って独自にやりだした第一次コロナ大戦の時も、日本財団は病院サイドについていたのでしょう。

厚労省(保健所) vs 病院→公立病院 vs 民間病院へ

当時なぜいきなりPCR抑制した厚労省技官が退官させられたのか、裏の背景をを察した気がしました。

2020年はアベノマスクの福島県の委託ペーパーカンパニーの写真に日本財団の福祉車両が写り込んでたのが、「あっ…これはあかんやつや…」と、去年特に感動して心底しびれた瞬間でもありました。

アベノマスク布マスク2枚配布の闇が深すぎた件