日本では「即戦力を!」という名目で雇うだけ雇って、雇った後で一気にその人材・逸材を潰しにかかります。

これを「即戦力潰し」と私は呼んでいます。

本人が、なにくそ!と頑張れば、「ほーらやっぱり逆らうんだー!」「環境を悪くさせようとしているんだー!」「やる気が足らないんだー!」と言い出します。

これらはピグマリオン効果、ラベリング効果(レッテルを貼り効果)と呼ばれるものです。

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ピグマリオン効果/ゴーレム効果とは?

ピグマリオンとは、ギリシャ神話に登場する王様の名前。ピグマリオン王が女性の彫像に恋したので、女神が彫像を人間にする。という話です。
転じて教育心理学では「ピグマリオン効果」とは、教師の期待によって学習者の成績が向上することです。
逆に期待しないことによって成績が下がることを「ゴーレム効果」と呼びます。

学業だけでなくスポーツの成績、作業効率などにも影響します。
(アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱されたので「ローゼンタール効果」、あるいは心理学では実験者の期待したとおりになってしまう「実験者効果」と呼ばれたりもします)

ラベリング効果(レッテル貼り効果)とは?

ラベリング理論において、社会から逸脱した行為を行う人は、その人の逸脱行為の動機や原因を問題とするのではなく、周囲の人がその人にラベリングすることによって逸脱者となっていくとされています。
要するに相手に「お前はダメだ」「お前はできない」「お前は不良だ」とレッテル貼りを続けることで、実はそうでなくても、本当にそうなってしまう効果です。

他人の不幸を喜ぶことを至上とするシャーデンフロイデ感情

シャーデンフロイデ感情とは、他人の不幸(失敗)を喜ぶ気持ち」です。
日本で言う「ざまあみろ」という言葉が象徴的です。

人は根底的に他人の不幸を喜ぶ感情があります。
排便のようにあって当たり前のことです。

しかし問題はそれを人間集団、社会においてやっていいか?ということです。

人前で排便することはモラルとして幼いのです。

ゴーレム効果とラベリング効果とシャーデンフロイデ感情で逸材を台無しにさせる日本の環境

徹底的に期待せず(ゴーレム効果)、できていようがいまいが徹底的に評価を下げる(ラベリング効果)という負の最高点を目指させます。

「ほーら、やっぱり私の言う通りこいつはできないやつだったんだー」と言って相手の不幸を喜ぶこと(シャーデンフロイデ)に全精力を費やします。

「年功序列」とはいじめっ子を「私のやってきたことは正しい、すごい」と勘違いさせる仕組みのこと

なぜこんなことが起こるのでしょうか?

それは、学校や職場に「年功序列」という「年配者のほうが無条件で偉い」という儒教を元とする宗教が根付いているからです。

「どうだ、お前なんかより長年ここで居座っている私のほうがすごいだろう」という無根拠の幼児性がこの悪環境を生み出します。

ただその場に長いこといる人は、鮮度が腐っていき、死体になってそのまま化石になります。

脳みそが化石の人達が、逸材を本気で潰すのです。

結果が出せないのではなく、出せないように追い込ませて潰していくのです。

医療・福祉現場が嫌な理由~ケガレのドッジボール~

転職したベテラン看護師に仕事を与えず、使い物にならない扱いする事例

私の経験した事例ですが10年以上も他病院に勤めていた看護師を即戦力として雇ったのに、転職先で一切の仕事も与えず、辞職へ追い込みました。

まず仕事を与えられていないのに「使い物にならない」といい、自分から仕事をすれば「勝手な行動をして自分勝手なやつだ」「職場環境を悪くさせようとしているんだ」とレッテル貼りをしていました。

よくある「自分で考えて動け」と「自分で勝手に動くな、相談しろ」という二重拘束(ダブルバインド)をさせることで動けなくさせる方法を実践していました。

あまりにも頭が悪い職場だと感じました。

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大学教授をゴミ拾い清掃員にさせる事例

研究職として病院に雇った大学教授を研究室へ入れることもなく、そのままゴミ拾いとして清掃活動させていた事例もありました。

これも「単なる嫌がらせ」を大規模に行った事例だと感じました。

名目上は研究・事務業務の求人となっていたはずが、実際には大学教授を雇ってゴミ拾いまで貶めたのです。

「なんで成果をだせないんだ!できないんだ!」と言われていましたが、そもそも「やる機会を与えられていない」のです。
やった瞬間に「勝手な行動するな!」と起こられていたからです。

これもトップ人事が年功序列で、頭の悪い行動をとっていたことに起因します。

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遺伝子工学の専門家をレジ打ちの接客業務にする事例

とある製薬会社で国立大学院の遺伝子工学の専門家をドラッグストアのレジ打ちにしていました。

研究成果を評価して入社させておいて、やらせているのはドラッグストアの品出し・清掃・レジ打ち・接客業務なのです。

こちらも「なんでできないんだ!」と言われていましたが、そもそもやる機会を与えられていないのです。

というか、最初から「貶(おとし)める」つもりで、やらせるつもりなどないのです。

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古き悪き昭和以前の年功序列の慣習

これらは例えば、
寿司屋のように「新人はまず皿洗いから!」「皿洗い5年やったら初めてシャリ触らせてやる!」
野球部のように「新人はまずボール拾いから!」「3年になったらマウンドに立たせてやる!」
という昭和のスポ根・体罰根性なのです。

特に根拠はない、無条件の単なる嫌がらせです。

逆に「現場実践力がないので、死ぬほど効率の悪い方法」です。

「さぁ、やれ!」と言われた頃には、時すでに遅く、そもそも機会を与えられなかったので何年経っていようと経験がないことをやりようがないのです。

「どこが即戦力だ!玉拾い3年も我慢できないのか!?」と言われても、そもそも生え抜きで下地ができているからの即戦力要員であって、また下地をやらせようとするのを即戦力とは呼びません。

こうやって優秀な人材を組織的に潰していくのです。

対策

本来、このように他人を潰すことしか考えないゴミ人間たちを一掃したいので即戦力として人材を雇った可能性が高いです。

もし可能であればその部署の上司と先につながっておきましょう。

年功序列という宗教を信奉する彼・彼女らにとって、年功序列のトップにいる上司は神なのです。

もしその年功序列の神も同じ調子なら、沈みゆく沈没船の職場から逃げて他の職場を探しましょう。

仮に上司が「いや、この環境に打ち勝ってこそ!」「逃げるな!」と幼児的操作するために大ウソをほざくようでしたら、信じる必要はありません。
「他人に頼らず、ご自身でやってください」とサラッと自立を促して、自分も自立すれば良いのです。

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