深夜に大きな音がして起きたら、寝たきり障がい者の父が、介護ベッドから立ち上がろうとして転倒。頭を強く殴打したそうで、気絶していた。特に傷はなく、意識は戻ってはいるが、頭部外傷の可能性が捨てきれない。
今日は早朝から大腸内視鏡検査の付き添い送迎で病院へは行くが。救急車を呼ぼうか迷う。
1時間後にも問題なし…。
いずれにせよ遅効性の可能性もあるので1時間単位で経過観察して、今日CTいけるか…。

とりあえず父の転倒による頭部外傷CTの所見は問題なし。
頭部外傷の場合、痛みはなくても1時間後、6時間後、12時間後、24時間後に出血がじわじわ来ることがある。数時間以内だったら色々間に合う出血もある。
奇しくも今日は大腸内視鏡検査の日だったため前日から絶食日で服薬もなく意識状態が低下。そのため本人の反応が悪すぎて安全の確信が持てず。迷った結果、ウォークインで救急外来へ搬送した。
本当によりにもよってこんな日にである。

0:30 父、深夜にベットから転落。頭部外傷(後頭部)、おむつ外へ排便漏出、意識低下。
大腸内視鏡検査日のため前日から絶食&内服禁止
5:00 救急外来へ救急搬送 頭部CT 異常なし
8:00〜 採血
9:00〜13:20 大腸内視鏡検査のためのモビプレップ1.5Lの15分インターバル飲み排便回数4回
14:00〜15:00 大腸内視鏡検査&ポリープ切除
15:30 診察
17:00 帰宅
結果として何事もなくてよかったです。
ただ私は父親に付き添い続けて
寝てない

10年前にCOPDで自宅酸素療養中だった障がい者の祖父が自宅で亡くなった時も、頭から転倒して頭頂部を擦り傷した。
一気に体温上昇と脂汗が体中から出ていて「大丈夫、大丈夫」と言っていたが1日後に意識低下して、話しても半分夢の中にいるように1日中眠るようになった。そして7日後に亡くなった。
今考えれば転倒が引き金となって、ジェットコースターのようにショック症状が起こって、死へ向かったか、今回の父も同じようなことをしたので、さすがにすぐ病院へ救急搬送した。

パーキンソン病の父。今回、大腸内視鏡検査で1日の絶食(服薬も禁止)だったが、1日服薬しないだけでほぼ別人の如く。今まで試したことはなかったが…ここまでとは。
現実とまどろみと夢とで、会話すら通じないレベルになる。口にも力が入らないので何言ってるか分からず、言葉すら伝わらない。
重度の認知症のせん妄症状に近い。
身体の制御ができないので、放っておくと不随意に身体がねじれるように動く。
動けるのは60代でまだ上肢だけは残存機能があるからだろうけど、下肢のように体力的に更に衰弱したら痙攣しているだけになる。