「頼ってたらあかん。自由にしたれや。」

夢に3年前に亡くなった大伯母さんが出てきて「頼ってたらあかん。自由にしたれや。」と言いに来た。
この言葉は大伯母が10年前、私の祖母や母に対して「なんで生活介護を憲一に頼りっきりなんや」と言ったあとに続けた言葉であるが、強烈に響く。

大伯母は60代で夫を交通事故で亡くし、25年間も山奥の一軒家で一人暮らし、最後の2年で自ら家を売って高齢者施設へ入り逝去した。93歳。
依存と介入を最も嫌う、非常に自立してスマートな人であった。

私は学童期、帰宅しても実家に誰もいなかったので、大伯母の家にあずけられていた。自分の祖母や母よりも尊敬できる人物だった。

今の状況を表現するのに的確な言葉すぎて、朝起きてから泣けるほど心に刺さって人生の解像度が上がった。

タイトルとURLをコピーしました