コロナを通じて離職・休職する医師・看護師が続出しています。私はこの気持ちが痛いほどよく分かります。

患者のために病院に残る人。

自身の安全と感染防御の理由から患者のために病院を去る人。

どちらも正解です。責めることなど出来ません。

コロナ離職・休職をした職種としては、医師が最も多く(271人)、看護師(261人)が続いた(図2)。医師(271人)の内訳として、「自分自身がコロナ離職・休職した」という回答も130件あった。コロナ離職・休職の理由として最も多かったのは「自身の感染を危惧」で278人、「休校などによる家庭環境の変化」は135人、「患者増もしくは感染対策の負担増などの職場環境の変化」は132人、「患者減による職場環境の変化」は101人だった

医療機関の1割で「コロナ離職・休職」発生 PPE不足では医師の戦線離脱やむなし、休校や介護不安、風評被害、コロナ差別も影響 2020/04/29 日経メディカル
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202004/565344.html

医師や看護師等がコロナが原因で離職・休職の理由として、
「PPE(個人防護具)不足。1月時点で分かっていたのになにも対策を取らなかった政府の責任が大きい」
「PCR検査も十分にしてくれない」
「診断を保健所(厚労省)が仕切るという前代未聞」

というアンケートがありましたが、これに私はとても共感しました。


医療従事者の怒りの火に油を注いだアベノマスク配布

医療従事者を最大に侮辱したのはアベノマスク配布です。

ウイルスがスカスカで感染防御の医学エビデンスすらありません。

ただでさえ患者が来ても診断を保健所(厚労省)のお顔を伺わなればならない窮屈な縦割りの中で、本当に医師は頑張っていました。

そんなときに医療者にも患者にも感染防御の薄い布マスクを国が配布したので、医療従事者の中では怒りが爆発しました。

国は、無知なことに加えて、国民を侮辱していました。

厚労省を見限って医師会が独自の感染検査機関を作る気持ちがよく分かった。

当時はアベノマスクを必死に「すごい」「素晴らしい」と言わなければならない風潮がネット上であり
まるでアメリカの戦闘機を竹やりで落とせることに「すごい」「素晴らしい」と言わなければならない戦時中のような気持ち悪さを感じました。

三度も沈没したアベノマスク信者

最初からアベノマスク(布マスク)信者は医学的エビデンスがないので一度沈没していました。

しかしアベノマスク信者は「安心感はある」「ないよりまし」とオカルト雑誌並のこじつけで擁護してきました。

それも低コストに対して多額の税金を投入のピンハネが発覚して二度目の沈没しました。

最終的に、日本医師会会長やアメリカの厚労省まで「効果ないです」と言われ三度目の沈没をしました。

今や布マスク信者はよほど感染知識がないか、学習能力のない絶滅危惧種となりました。

なぜ日本政府の配布はマスク2枚だったのか?

結局、経済指標で国は動いていた

現状、下の日本企業はおいてけぼりで、日経平均の数値だけ単独で大上昇バブルになるという異常事態で、感染者数も順調に増えつつあります。(2020年6月現在)

逆を言えば、元から感染者上昇と経済下落が関係なかった証左です。

なので今後、日経が下落するとコロナのせいだと理由付けにしてくるでしょう。

当初から私は感染者数が厚労省の捏造であてにならないと察しました。

何か指標にしている数値はないかと気付いたのが、感染でも何でもなく日経平均株価だったのです。

対外的に聞こえの良いカネの指標で決めていたのがひどい話です。

緊急事態宣言(第一次)が2020年6月で「必ず終わる」ワケ


7月が最もコロナ離職・休職者が増える理由

コロナ離職・休職する医師・看護師は7月が最も増えます。

今月がボーナスの時期なので。

コロナの時期が絶妙で見事に12月と6月のボーナスの時期をかぶらなかった。もしかぶっていたら即辞めていただろう。
というか今月ボーナスもらったら辞めてやろうと決意している医師や看護師は相当いると思う。

そして秋口に第二波が必ず来ます。