なぜ医学部定員は増えないのか?

すでにあるお礼奉公枠の公式枠化だが、医学部定員が増えているわけではない。

地方大学医学部に新入学枠、付属病院勤務を条件に:日本経済新聞

地方大学医学部に新入学枠、付属病院勤務を条件に - 日本経済新聞
政府は地方の医師不足を解消するため、地方大学の医学部に新たな入学枠を設ける制度を調整する。卒業後も付属病院で一定期間勤務するのが条件で、学生の奨学金や新枠を導入した大学の施設整備などを国が支援する案がある。新枠は臨床研修を手厚くするなどして...

 

医師や看護師が人手不足なのは、潜在医療資格者を再雇用できてないからではなく、医学部定員を増やしてないから。

需要に対して、入口が増えてないので、出口も増えない。

なぜ医学部定員は増えないのか?

学びが文科省で、病院は厚労省。ナワバリ違いで文科省が入口の定員を増やそうとしないから。

韓国のように、国が病院を全く支援しないのに、病院まで学歴至上主義で定員制限しながら、人手不足だと医学部定員を増やしてしまう(結果、競争過多で働きたくても働けない医療者が余ってしまう)現象とは、逆のことが起こっている。

医師・看護師不足はなぜ起こるのか?~厚労省と文科省の二重構造~

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