最強のインデックス投資運用方法(Index株式/ETF/金/iDeCo/NISA/外国株式)

政治経済・近代学問

資産運用はどうやったらいいのだろう?なんだか怖い・・。損をしたくない・・。

そう思っていませんか?

投資資産運用は基本的には「放っておく」だけです。
安心して放っておけるためには「インデックスファンド」を買う必要があります。

インデックス(Index)とは株をまとめた商品のことです。
例えば、ニュースで「日経平均株価」と言う単語を聞くと思います。日本の大企業の株式会社の平均値です。
トヨタ自動車といえば個別の株ですが、インデックスとは日経平均株価のようにすべての会社の株価をまとめた商品です。

インデックス株は長期的にはずっと上がっていきます。
この世の「全企業の業績」はずっと上に上がっていくのが普通だからです。
もちろん一時的に下がることはあっても、長期的にはずっと上がっていきます。

大きく得をすることもないですが、損をすることはないです。
だから安定しているのです。

私のおすすめの資産運用方法を紹介します。私のポートフォリオをそのまま特別に公開します。参考にしてください。

全体の資産割合

■約20% 現金預貯金

■約50% 株・投資信託
【長期】iDeCo・・長期インデックス投資(先進国・新興国)
【短期・中期】NISA・・短期・中期インデックス・ETF投資(国内外株式。)

■約30% コモディティ
現物資産・・金銀などの現物積立(田中貴金属工業や三菱マテリアルなど)
仮想通貨・STO・・イーサリアムEXコインtZERO(STO))等

買うタイミング

買うタイミングとしては大雑把ですが、

●・・米国(S&P 500)が上昇局面(下落サイン時まで)で買う(●はその時に下がっているので)
◎・・米国(S&P 500)が下落局面(上昇サイン時まで)で買う(◎はその時に下がっているので)

●と◎でマークを付けました。
以下の参考にしてください。

もちろん配分割合のパーセンテージを調節するときにも指標にします。
なぜアメリカのS&P 500の値を売買の指標としているかと言うと、ダウよりも時価総額で評価されているので正確に反映しやすいからです。

iDeCo(イデコ)のポートフォリオ

◎DCニッセイ外国株式インデックス(主な中身はアメリカGAFA。あればeMAXIS Slim先進国株式インデックスでも可)・・約50%
●三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド(主な中身は中国BATH。台湾IT企業。)・・約20%
あおぞらDC定期(1年)・・約30%

SBI証券のSBIベネフィットでインデックスファンドを主に運用しています。
SBI証券の国内口座では基本的には国内証券しか買えません。自国通貨の「円」で取引します。
国外(海外)のファンドの名前のついた商品がありますが、日本国内が代理店として販売しているだけです。

iDeCo(イデコ)は60歳以上からでないと引き出すことができません。
なので「長期的」な運用を目的とします。

iDeCo(イデコ)をおすすめできない人

もしパートやアルバイト雇用で年収が100万円台を長期間見込まれている人ならiDeCoをやることはおすすめしません。
NISA口座までにしておきましょう。

iDeCo口座は下落が見込まれる年で配分割合を変更することはありますが、スイッチングで別の商品に付け替えることは手数料が無駄に発生するのでほとんどやりません。

なぜあおぞらDC定期?

SBIのiDeCo口座ではあおぞらDC定期が元本確保型の商品です。要するに定期預金口座のようなものです。
iDeCoを開始すると金額の100%はあおぞらDC定期から始まります。
いざというときのために残してあります。
ただし配分割合は10%~30%。

リーマンショックやコロナショックなどの10年に一度の世界株式の大暴落が「事前に分かる場合」は、80%まであおぞらDC元本確保の配分割合の比率を上げます。
仮に大暴落が起こったら、その数ヶ月後からまた割合を戻します。

国内株式やアメリカ株式のインデックスは買いません

iDeCOでおなじみのeMAXISの以下の2つは買いません。

(そもそも現在は除外対象で存在しませんが)

・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

なぜかというと「その国と運命を共にしてしまうから」です。

単独の国名の付くインデックスファンドはiDeCoでは買いません。

国内株式=日本は自分が60歳になるまで成長を続けているとも限りません。
米国株式=アメリカも自分が60歳になるまで成長を続けているとも限りません。

なので長期的に考えると「日本(国内)」や「アメリカ(米国)」に限定されるよりも
・先進国株式インデックス
・新興国株式インデックス

で日本とアメリカ以外の国も含まれる幅広いインデックス商品にした方がリスク分散として安全です。

ゴールドには投資しないの?

・SBIのiDeCoで三菱UFJ純金ファンド(ファインゴールド)は運用しないほうが良い。
→信託報酬が純金上場信託(現物国内保管型:金の果実)より0.5%高いので。収益率が下がるため。それならNISA口座でETFを買ったほうが良いから。
・金のETFやファンドは現物資産とは違う。ペーパー(紙)だから。
→現物に交換できるという後ろ盾の論理もあるが株式が暴落して現物だけが残るという事態も想定できる。万一の時にすぐ決済できないiDecoで長期的に運用するには不向き。NISAで短期や中期的に運用するか、長期的なら現物の純金積立をしたほうが良い。

eMAXIS Slim先進国株式は?

「DCニッセイ外国株式インデックス」と「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」はiDecoの二大人気商品です。
私がiDeCoを始めた当初はまだ三菱UFJのeMAXISシリーズは発売されていませんでしたので、仕方なくDCニッセイ外国株式にしました。
これからやる方はeMAXIS Slim先進国株式で良いでしょう。

ニッセイ外国株式かeMAXIS Slim先進国株式か

すでにニッセイ外国株式を持っている人はeMAXIS Slim先進国株式に無理に乗り換え(スイッチング)なくてもいいです。

理由として、
・純資産が圧倒的だから。
→多額が投資されているからです。投資する人がeMAXISより少なくなったら考えるかもしれませんが。
・ニッセイ外国株式もeMACISも同じMSCIコクサイ・インデックスの指標を使っているので差がない。
→ベンチマークとの乖離率が低いから。例えばTOPIXと日経平均の連動型のファンドで乖離率が大きくなったら運用能力が低いので避けます。今のところ乖離率は大きくありません。
・信託手数料も下げてくれているから
→eMAXISが下げたら、DCニッセイ外国株式も後追いで手数料を下げたりと、抜きつ抜かれつで調整してくれているので。別にDCニッセイでも大差ない。

DCニッセイ外国株式の55%はアメリカです。eMAXISもほとんど同じです。
eMAXISには人気で負けつつありますが、純資産がお金の量がすごいのでニッセイ外国株式の資産がeMAXISに流出するという珍事が起きない限りはDCニッセイを続けます。
仮に乖離率が大きくなったらeMAXISに乗り換えます。

NISAのポートフォリオ

NISAはSBI証券口座を使っています。
楽天証券と比較しても商品数が多いからです。
「短期・中期的」な投資を目的に利用しています。
3ヶ月や半年、長ければ1年で買ったり売ったりを繰り返しています。

SBI証券の国内口座では基本的には国内証券しか買えません。自国通貨の「円」で取引します。
国外(海外)のファンドの名前のついた商品がありますが、日本国内が代理店として販売しているだけです。

◎SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(SBI・バンガード・S&P500)・・約30%
●三菱UFJ国際-eMAXIS新興国株式インデックス・・約30%
●SPDRゴールド・シェア[1326] ・・約30%

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドと三菱UFJ国際-eMAXIS新興国株式インデックス

・SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(SBI・バンガード・S&P500)
・三菱UFJ国際-eMAXIS新興国株式インデックス

この2つがNISAで買う鉄板インデックスファンドです。

アメリカの大企業500社のS&P500に投資しています。
(中身は主にアメリカ。Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft(GAFAM)などのハイテクIT産業が引っ張っています。 ※時代によって中身は自動で変わります)

eMAXIS新興国株式インデックスは中国BATHに投資しています。
(中身は主にアジア。中国のAlibaba、Tencentm、台湾TSMC、韓国SamsungなどのハイテクIT産業 ※時代によって中身は自動で変わります)

アメリカのFRBが金融緩和して相対的にドル安となり、ドルの価値が下がると、新興国へ資金流入して新興国インデックスが上がっていきます。
アメリカが金融緩和した直後はS&P500インデックス・ファンドが上がっていきますが、しばらくすると調整局面から余剰したドルが流入して新興国インデックスが上がっていきます。
上昇と下落のタイミングは違えども、長期的には最終的にどちらも上がっていきます。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の違い

「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」と似たものに「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」があります。

違いは
SBI証券のみで買えて手数料が安いのが「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」
純資産残高が高いのが「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

です。

SBI証券ならば「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」
SBI証券以外ならば「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
です。

米国株式インデックスも新興国株式インデックスも+4%ごとに買い直しています。

国内金ETFはSPDRゴールドシェアだけでいい

国内の金ETFはSPDRゴールド・シェア[1326]のみに投資しています。
貸株利用や信用取引でも利用できるからです。

似たもので金価格連動型上場投資信託(1328)や純金上場信託(1540)がありますが、
金価格連動型上場投資信託(1328)は銘柄に差があり、純金上場信託(1540)は取引手数料ゼロの銘柄があるからです。

とはいえ、いずれも現物交換には全く期待していません。
+4%ごとに買い直しています。

海外証券のポートフォリオ

海外証券口座はSBI証券を使っています。
通常のSBI証券口座だけでは主に国内の株式しか売買できません。
短期・中期的なので1ヶ月~半年で入れ替わります。
海外証券にもドル建てで資産を移して安全資産目的も含めて利用しています。

◎バンガード S&P 500 ETF [VOO] ・・約30%
●iシェアーズ 中国大型株 ETF [FXI] ・・約30%
●iシェアーズ ゴールド トラスト[IAU] ・・約30%
(●SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト[GLDM]・・約10%

バンガード S&P 500 ETF [VOO]

ここでも本場のバンガード S&P 500 ETF [VOO]を基本資産として運用しています。
アメリカを中心としたETFです。

iシェアーズ 中国大型株 ETF [FXI]とは?

iシェアーズ 中国大型株 ETF [FXI] は香港を中心としたETFです。
中国とついていますが中国本土のETFではないです。
iシェアーズなのでADR(NYやナスダック上場)のアメリカのブラックロック社が販売しているので米ドル建てのETFです。
アメリカ市場から中国に投資しているETFです。

ETFは基軸通貨の米ドル建てだからこそ安定して買えるのです。

SPDRゴールドシェア(1326 [GLD])かiシェアーズゴールドトラスト(IAU)か?

私はiシェアーズゴールドトラスト(IAU)を買っていますが、
SPDRゴールドシェア(1326 [GLD])というのもあります。

SPDRゴールドシェア(1326 [GLD])の方がファンドの規模は大きいです。
しかしiシェアーズゴールドトラスト(IAU)の方が経費率が優れているので利用しています。
基本はIAUです。

私は追加で代わりに最近発売された
SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト[GLDM]も入れています。

+4%ごとに買い直しています。

ちなみに国内の投資信託で買える「ブラックロック-iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)」も性質は同じです。
しかし国内で金のインデックスファンドなら「SPDRゴールド・シェア[1326] 」の方が良いでしょう。

外国株式証券の場でドル建てで投資する時は「iシェアーズ ゴールド トラスト[IAU]」 です。

国債は?

金と同様の安全資産に、日本国債や米国債などの国債があります。
しかし私はどこかの一つの国の個人向け国債は買いません。

日本国債は、銀行に預貯金すれば間接的に買っているのと同じなのであえて買い増しません。
日本国債は、裏付けに日本の預貯金があるので安全と言われていますが、今後、BIS規制で格付けが下がっていく傾向があるので手を出しません。

買うなら「先進国債券インデックス」でまとまったETFで買います。一つの国でまとめると運命を共にしてしまうからです。

国内の投資信託で、
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンド
(両方ともアメリカとヨーロッパで半々の国債インデックス。ヨーロッパは主にフランスとイタリア。)

海外証券で、
iシェアーズ 米国短期国債 ETF(SHV)

でインデックスやETFに10%程度の安全資産用に余剰を投資します。

しかしゴールドよりは重きをおいていません。

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