母親との関係は年収。父親との関係は精神病に相関します。
自己心理学では共感の役割(母親)、理想の役割(父親)とされていますが、結果が逆になるのが興味深いです。
共感する人(母親)がいると=年収上がる(働く)、
理想を示す人(父親)がいると=メンタルが強くなる(ストレス耐性強)。
相関の示す通りなら、
母親関係だけだと働くけど精神的に病みやすくなり、父親関係だけだと精神的に病まないが働かないということです。
要するに、
母親にすぐ話せるような関係性のある人の方が、現実には働いて年収が高くなります。
しかしそれだけだと精神的に病みやすいというデメリットがあります。
逆に、
父親が理想を示してくれるような人がいると精神的には病みにくいですが、現実には働かないので年収が下がります。
多くは母親は「つらかったねぇ」と共感的に接し、父親は「男ならもっと野望を持て!」と理想を示します。
普通に考えると母親が甘いので子は働かなくなり、父親が厳しいので精神的に病むのかと思いがちですが、
実は共感的に甘えられた人の方が独立していき、厳しく理想を見ている人の方が依存的になるのです。
「頼れる人がいない人」の方が、実は依存的になるのです。
人は自分を認識するためには、他人を通さないと分からないからです。
これも心理学の大前提です。