京都・岐阜旅行。

京都国立博物館で東福寺展を見に行きました。


京都国立博物館・東福寺展

吉山明兆の「白衣観音図」のような当時では先駆的で素晴らしい絵画を見る一方、
「五百羅漢図」のように「仏教典は燃えない!それどころか光が!ざまぁみろ道教!」「あの有名な僧侶は仏様なんだよ」など
仏教権力にベタベタで「ありがたさを通り越して恩着せがましい」ほど、仏教権力を推してくる1300年代の京都の気色悪さも感じました。

今で例えると東京の六本木の高級タワマンが、当時の首都である京都の寺院にあたり、その中でカネやファッションや持ち物の権威自慢しあって暮らしていたのだなと。

「五百羅漢図」を見たとき、これは京都の寺院は歴史的に何度も燃やされて当然かと感じました。

また火事でお金が足らなかったので中国や朝鮮と貿易して荒稼ぎしていた歴史も浅ましかったです。

京都伏見稲荷大社

清水寺へ行こうとしたが観光客が多すぎて、入り口の坂から大行列している様子を見て行き先変更。

京都伏見稲荷大社へ。

京都伏見稲荷大社 224m登山
アップダウンと階段
往復ノンストップなら2時間かかる
気軽に行くと死屍累々する地獄道

2時間ほどかけて山頂へ。途中で休憩したのでノンストップなら1時間ほどだろう。ノンストップ往復なら2時間だろう。

1/3の中腹からは順路通りではなく、山頂からの帰路を逆走したほうが足の負担は少ない気がした。

順路通りコースだと同タイミングで登山していた中学生のサッカー部員でさえ息切れしてヘタレ込んでいた。それくらい軽い気持ちでの登るとしんどい。

着物と草履をレンタルした外国人女性二人組がその格好のまま登頂していたのはびっくりした。

山頂の神殿

いろいろごっちゃごっちゃに置いてある

下山するときに鳥居の裏の寄進者スポンサーの文字を見て、映画のエンディングクレジットのようだった。

登る時は鳥居の裏に書かれているので気づかないが、疲れて降りるときに変性意識状態でスポンサー名を見せられると無意識に刻み込まれる効果がある気がする。


淀駅前「かぐや姫」

京都市淀駅前の居酒屋「かぐや姫」
価格はリーズナブルなのに、味が高級ホテルの和食料理クラス。

お通しでカニとは…

特に天ぷらとお刺し身盛り合わせのレベルが高すぎる。東京の銀座で大企業の要人接待でも通用する美味しさ。

二人で8品ほど食べてお酒飲んでも8000円でした。必ずリピートできます。

養老天命反転地

養老天命反転地。
1995年にできたコンクリートのモダンアートな公園。
常識にとらわれないインスピレーションを身体的に得るには良い。

しかし順路もなくひたすらに凸凹してかなり歩きにくい。バリアフリーへの配慮など皆無。転倒事故が多数で問題にもなった。
現在も雨の日や子どもや高齢者が行くのは転倒リスクが危険すぎるだろう。

秋に行くのが景色も良くて虫も出ないので最も良い。

自動販売機前で、1ヶ月のウォーキングで溜めたコカ・コーラのアプリの無料ドリンクのプレゼントが買えずに困っているおばあちゃん二人組がいた。

無料でドリンクを買えるようアプリを再設定にして助けた。
施設の人からとても感謝された。


養老の滝

岐阜県養老町。養老の滝。
奈良時代に元正天皇が水を飲んで若返って気に入って改号した場所。
確かに太古の神社特有の霊気なパワーを感じる。
単に水が岩から流れるだけではなく、重なってもう一層が流れている。
この二重構造が滝の形をぼんやりさせて神秘的に見える。
とても涼しくて心地よい。