レムデシビル教というコロナ治療の宗教ができる

政治経済・近代学問

2020年3月6日時点で私の予想が的中したので、今後の展開も追うことにしました。

私の予想ですが、

1、日本は初手としてアビガンを利用していく。
2、ギリアド社のレムデシビルが世界的に推奨される。
3、日本ではアビガン非推奨になり、レムデシビル常備薬とシクレソニド吸入の併用が推奨される。
4、アメリカのファイザー社から新たな新薬が出てきたら日本でも加えて推奨される。←今このへん

前記事
2020年3月6日
新型コ口ナウィルス(C○VID-19)改善薬の裏事情と今後の予想

基本的にコロナの治療薬がたくさん出てくることは選択肢が増えるので良いことです。

しかし現状は「アメリカの製薬会社が一人勝ち」できるように、他の治療法を淘汰しているので問題なのです。

レムデシビル教という宗教が生まれる

今後、レムデシビル教という宗教が誕生するでしょう。

アメリカ様のギリアド社のレムデシビルを神様からの唯一無二の啓示のように無条件で崇拝しないと叩かれる宗教が誕生すると予想します。

レムデシビル教の悪口を言うと「レムデシビルに反する者。それすなわち中国の手先。」とレッテル貼りされるでしょう。

レムデシビルは万能薬ということにされるので、精子異常や減少の副作用の報告論文など存在してはいけない前提になります。

レムデシビルを投与されたオスのマウス28匹で精子の数と運動性が低下傾向を示した。また、精子の異常の数も増加した。
ギリアドのレムデシビル、マウスの精子数を減少も bloomberg 2020年4月27日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-26/Q9EZHVT0G1KZ01

レムデシビル教という名の現代版スコプツィ(虚勢をさせるキリスト教系の新興宗教)。
まるでワクチンと子孫の等価交換です。

2009年の新型インフルエンザに対してアメリカがタミフルを日本で売ったときとやり方が同じです。

当時はロッシュ社(株主はアメリカ)でしたが、今回の兄弟のギリアド社も系列で同じ。やっていることも同じです。

なぜレムデシビルは「アメリカで効果あり、中国で効果なし」なのか?

WHO(中国) vs ギリアド製薬会社(アメリカ)という代理戦争

感染症の治療薬の今後~アビガンからレムデシビルへ~

新型インフルエンザのタミフルでやったアメリカの製薬マーケティング

2009年の新型インフルエンザと、2020年の新型コロナの動きを見ていると気付くことがあります。

2009年新型インフルエンザ
→ロッシュ社(ギリアド社の兄弟)のタミフル売れ売れキャンペーン
→WHOが推奨必須薬に登録。
→精神異常など副作用が多発。
→2017年タミフルの効果認められず。WHOが非推奨薬に格下げ。
2020年新型コロナ
→アメリカのギリアド社のレムデシビル売れ売れキャンペーン
→アメリカがWHO脱退←今ここ

はっきり言うと、WHOがアメリカのお薬(タミフル)を優遇して売ってくれなくなったので、WHOを脱退して次のアメリカのお薬のレムデシビルを独自に売ろうとしているのです。

治験からメタアナリシスまで最低でも5年、それ以降に効果が怪しいと言われて、検討されて必須医療薬から格下げされるまで3年。

約8年スパンで製薬会社の新薬キャンペーンは終了して、次のブームを作っているのです。

ここ5年程でハリウッドに続いてWHOも買えるところからチャイナマネーでひっくり返っています。
幹部以上が中華系になっています。

この流れはシオニスト系企業(アメリカのユダヤ系の会社)はゆずれないのでしょう。

再び緊急事態宣言は起こるのか?

緊急事態宣言は感染者数では決まりません。

アメリカ経済と日経平均株価で決まります。

前記事で書いた3つの条件が重ならないと日本は緊急事態宣言を出せません。

前記事
日本は再び緊急事態宣言を出すのか?~簡単に出すタイミングが分かる3つの条件~

コロナ第2波という演出が絶対に必要な理由

しかし緊急事態宣言は出さなくても、ワクチンを売らなくてはいけません。

アメリカの製薬会社は日本でのマーケティングを展開しているからです。

ギリアドの世界的なレムデシビル売れ売れキャンペーンを成功させるには、大規模なコロナ第2波が絶対必要なのです。

それが起こるということは第2大暴落も起こるという逆説的なシナリオが成り立ちます。

感染者数は一切関係なく、暴落したらコロナのせいにできるので、あとは仕込まれるタイミングだけです。

効かなかったとしても効いたと言わなければならない

ギリアドのレムデシビルとファイザーから出てくる新薬は、例え効かなかったとしても、不思議なくらい「効いた、効いた」という研究報告があがって日本で大推奨されます。
最初からこの2つが儲けることは出来レースで決まっているからです。

そもそもアビガンのライセンスは日本ではなく、中国の海正とアメリカのファイザーの共同持ち株。実質は中国がアビガンの所有権があるので、ファイザーは独自に作ろうとしています→
ファイザーらのコロナワクチン、年内に承認申請の構え=WSJ | Article [AMP] | Reuters
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-biontech-pfizer-idJPKBN24B1ZL

だから、アビガンは淘汰されて、アメリカのギリアド社、ファイザー社の薬だけが「効いた」と言わなくてはならなくなるのです。

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