日本の職場だと、
例えば
上司が遅刻した場合
→上司が遅刻するはずない(神話)
→部下の誰かが上司が遅刻するよう罠をしかけたんだ(断罪)
→全く関係ない大人しくて真面目な部下が、上司が遅刻するように罠を仕掛けたというウソがでっち上げられる
→部下が理不尽の世界でうつになる

という悪循環。

根本の「問題」と「事実」に焦点が当てられず、
→「そんなことありえない!」という腹立たしい「感情」を隠蔽しよう、事実を歪曲しようとして、
→結果的に「空気」という逆らえない自己愛の怪物を生み出して「悩み」を作り、
→荒ぶる神を鎮めるために優しい人が村八分・人柱・人身御供にされている

医療など職場ではSOAPの順番で、主張と事実と仮説と提案で時間経過で情報を更新していくけど、
こと人間関係においてはPAOSで、提案を仮説に戻してありもしない事実にして歪曲した主張にさせています。

問題を解決させず逆順序で時間退行させて状態を悪化させるという悪循環をしているのです。


破滅的な「PAOS(パオス)」

私はこれを人間関係の破滅的な「PAOS(パオス)」と名付けました。
因果関係もデタラメにしてウソの主張へと結びつけていくからです。

医療現場の建設的な「SOAP(ソープ)」ならぬ、
人間関係の破滅的な「PAOS(パオス)」。

健全な医療を行うための凄まじい「ノイズ」になっています。

ヒューマンエラー、インシデントとアクシデントを発生させています。