なぜコロナワクチンのバイアルは日本だと6回吸えるのでしょうか。これは海外との手技の違いです。

日本と海外のニュースが何か噛み合わないと思って調べたら、まさか手技が違ったというので合点がいきました。

やり方の差で海外では薬液が半端に余るのです。

6回分吸うには特殊注射器が必要となりますが、日本式でやれば6回分吸える可能性があります。


注射器の手技の日本と海外の違い

具体的にはバイアル内を陽圧にしてから吸い出すのです。

・日本のバイアルの吸い方:バイアル内を陽圧にしてから吸い出す(2:00~)
https://www.youtube.com/watch?v=EyyOddSuYEg?t=2m00s

・海外のバイアルの吸い方:そのまま吸う
https://www.storyblocks.com/video/stock/medical-vials-for-injection-with-a-syringe-and-needle-health-worker-dials-the-vaccine-rssdo0rynjpljlnxs

最初から日本ではやっていた

実際に鳥取県立病院がワクチン6回接種法を発案していました。

しかしこれは今までの日本の医療従事者であれば「当たり前」のやり方なのです。

鳥取県立病院がワクチン6回接種法を発案 県内医療機関に推奨へ
容器に針を刺したまま注射器の空気抜きをすることで、特殊な注射器を用いなくても6回接種できる
https://mainichi.jp/articles/20210309/k00/00m/040/308000c

バイアルには取り出せないワクチン残量が残っているという海外記事↓
Thousands of potential vaccine doses are left behind in spent vials
https://www.13newsnow.com/article/news/health/coronavirus/vaccine/wasted-vaccine-doses/65-205bbb33-ae92-4300-be67-f351f1846ae0

元々1.8mlという中途半端な容量にして、これが吸い出せないのでアメリカ製の「特殊注射器」を使いましょう!
という抱き合わせのキャンペーンがされているワクチン。

そもそも日本式の吸い出し方なら吸い出すことができてしまったのです。

果たして陽圧にしてからバイアルを吸い出さない「海外のやり方」の外圧屈さずに、日本式を貫けるのか。

今後の厚労省の対応が期待されます。

過去記事
なぜワクチンは1.8mlという半端な容量なのか?~特殊注射器の真相~