自己愛の言う「傷ついた」「苦労した」に「生活苦」が出てこない理由

自己愛性の言う「傷付いた」である「有名大学や大企業に落ちた」「年収が下がった」「企業で評価が低い」「キャリアに傷がついた」という
『外部のモノサシ』は幼少期で発達が止まったことが原因だが
何一つ「生活」に立脚した生老病死、貧困の経済的事情、障がいの本物の苦しみの話が出てこない。

本物の「傷ついた」「苦労した」とは

本物の「傷ついた」「苦労した」とは、生老病死に起因する身体的・精神的・経済的な貧困である。

幼少期から、避けられようのない本物の生老病死に起因する身体的・精神的・経済的な貧困を味わった人からすれば、自己愛の悩みなんてボンクラの驕(おご)りで鼻で笑いたくなるが、

自己愛サイドからは貧困者を見下すことで「臭いものにフタ」して、お互いに抑圧して「見たくないもの」を投影している

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