現場の医療者が注目しているのはここです。
感染者数の増減より、増えている重傷者数。
重傷者ということは=(イコール)ICUを占拠しているということです。
パソコンで例えると、病院のメモリをクラッシュさせています。
今後の不安要素は、
「高齢者のインフルエンザを入口とした合併コロナで重傷者数の増加」です。
なぜ今後に重症者が増えるのか?
今後も重症者数が増え続ける理由
新規感染者数はピークを超えたかもしれませんが、まだこれから数週の間は重症者数が増えることに注意しておかなければなりません。
その理由として、
1. 重症者数は新規感染者数の増加から約2週間遅れてピークを迎える
2. 新規感染者のうち、高齢者の占める割合が少しずつ増えてきている
の2つが挙げられます。
新型コロナ 新規感染者数のピークは過ぎても、重症者数は今後も増加が懸念される理由
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200823-00194619/
不謹慎ながら経済で例えると、「先物市場」が重傷者なので、その変動を見ると今後はどうなるか分かります。
インフルエンザとコロナが異なるのはインフルエンザではICUを占拠しない点。
同じ風邪症状でも病態機序が全く異なるからです。
「ワクチンで安心」と勘違いする一般人と医療現場とのギャップが出てくる
元々ドイツ銀破綻ニュースを材料とした経済大暴落のカモフラージュするためのコロナ騒動の話題でした。
この先も乗じてアメリカの製薬会社のワクチン売れ売れ商戦に巻き込まれていきます。
新型コロナの予防に使うワクチンの開発は現在、世界の製薬会社や研究機関などが進めている。各国で需要が極めて強く、臨床試験(治験)や承認手続きを一部簡略化し、通常より短期間で実用化される見込みだ。ウイルスの遺伝情報を使うといった新しいタイプのものも多く、実用化後に予期しない健康被害が生じる恐れがある。
朝日新聞デジタル 2020年08月28日 06時18分
コロナワクチンの副作用、製薬企業を免責 法案提出へ
ワクチンが多く出回ることは良いです。
しかし日本人に向けて、エビデンス論文が乏しいリアルタイム人体実験になっています。
しかもワクチンは海外製薬会社産なので、海外へ責任が飛ぶことを最初から回避しています。
2009年の新型インフルエンザのタミフル在庫処分売れ売れキャンペーンの時や、論文は全部効果ありに捏造するディオバン事件が合わさって、後から問題になること確定です。
今後は(まだ効果が疑わしい)ワクチン普及と比例して、「よかったこれで安心」とマスクを外して感染防御に油断する人が増えてきます。
安心なはずなのに罹患者のICU重症事例が増えます。
一般向けには「もう終わったこと」と誤解されるので、なぜ病院が逼迫するのか理由が分からない人が増えるのです。
「アメリカのワクチン最高!副作用なし!重症者も減りました!」というストーリーを作られる
今後は「アメリカのワクチン最高!副作用なし!重症者も減りました!」というストーリーを作られていきます。
太平洋戦争中に日本が負けているのに「日本軍大勝利!大日本帝国バンザイ!」とやっていたのと同じことです。
政府の言うストーリーと、民間との実態の出来事が食い違ってくるでしょう。
その鱗片は、ICUで重症者数をカウントしなかったことからも明らかです。
ICU=重症者なので、病院のICUをカウントしなければ数字の見かけ上はコロナ患者が減ったように見えます。
このニュースは医師会含む医療従事者から大きな苦言が出ました。
東京都は19日、新型コロナウイルス患者の重症者の基準について、集中治療室(ICU)に在室していても、人工呼吸器などを使用していなければ除外していたことを明らかにした。
重症基準、国と食い違い ICU在室を除外―東京都 2020年08月19日22時44分 時事通信
時事ドットコム
そのために指定感染症を危険度をインフルエンザ程度まで引き下げ、医療機関の負担を軽くする(ICUに回さないようにしよう)とする動きも出ています。
明らかに「ICUの重症者数を減らすように数値だけ操作しよう」とする動きが先行してあるのです。
現在は「指定感染症」となっており、危険度が5段階で2番目に高い「2類相当」。入院勧告ができるが、感染者数の増加に伴い医療機関の負担が重くなっている。このため多数を占める軽症や無症状の人は宿泊施設や自宅での療養とし、入院は高齢者や重症化リスクが高い人に絞ることなどが想定される。
(続き)
政府内には2類相当からインフルエンザ相当の5類への引き下げを容認する考えが出ている。コロナ、2類相当の見直し検討 軽症・無症状を入院除外も 東京新聞 8/26 12:05
https://www.tokyo-np.co.jp/article/51221
指定感染症が下がることは、最終的には良いことだと思います。
しかし問題は「感染症の引き下げの話」が出るのが奇妙なほど早すぎるのです。
通常であれば
感染拡大→ワクチンが出回って免疫獲得→感染者数・重症者数の減少→感染症の引き下げです。
ここまで安全性が確認できるまで5年はかかるはずです。
2020年8月末現在、ワクチンはまだ一切出回っていません。
感染拡大→感染症の引き下げ→ワクチンが今後出回る
と順番を飛ばしすぎています。
火事はまだ消火していないのに、火災報知器をつけてOKヨシ!と言っているようなものです。
順番を飛ばしすぎています。
これは
「アメリカのワクチン最高!副作用なし!重症者も減りました!」というストーリーに一刻も早く乗せよう!
「アメリカの製薬会社様バンザーイ!」
「アメリカの株価大暴騰でバンザーイ!」
と、日本政府がやりたくてやりたくてしょうがないのです。
そのためにワクチンのリアルタイム人体実験で日本国民にどんな副作用が及ぼうと、金儲けのためには知ったことではありません。
同時にアメリカからそのようにワクチン薬を売るようにキャンペーンしろと圧力をかけられている背景も察します。
私達にとって大切なのは、その安直なストーリーにひっかからないようにすることです。
ワクチンの効果が確かめられるまで、本来は最低でも5年はかかります。
少なくてもそれまでは安易にワクチン効果だけを信頼せず、マスクや手洗いで感染防御に努めましょう。