自分のエゴサーチをしたことはありますか?
Googleの検索で自分の名前を検索したことくらいはあるかもしれません。
しかしあまり深入りしないほうがいいです。
なぜなら、エゴサーチは必ずやる気が下がるからです。
必ずアンチはいて当たり前
誰であろうと、どんな人でも、どんな聖人でも、どんな良いことを発信し続けても2:6:2の法則。
賛成2割、中立(どうでもいい)6割、反対2割になります。
このうち賛成派、反対派の中のわずか1%くらいの少数派が、良かれ悪かれ評価を書くのです。
少なくても2割は好感を持ち、6割は無言のファンになりそうな人がいる、合わせて8割はファンが居ると自覚していなければなりません。
たった1%のアンチを潰していては、タンスのわずかなホコリをみつけて「掃除してなかったな!」と嫁のあら捜しで叱りつけ姑のようにあなたは見えてしまいます。
エゴサーチすると必ずやる気が下がる
そして人は悪いことの方を強く受けてしまうので、自分のモチベーションが下がるだけになります。
・「危険」と理解すると「止める」行動をする。
・「危険なこと」は人間の目の裏にある脳の「海馬」と呼ばれる部位で、見た瞬間に記憶して、脳の側面の側頭葉という長期記憶の倉庫に刻み込んで、忘れないようにする。
・「予想外のことは記憶する(危険だから)」
・「知っていることは記憶しない(安全だから)」
・「同じ失敗をしない(安全のために)」と行動を止めてしまいます。
悪質なものは黙って削除・通報
駅伝でトップを独走するマラソンランナーが、悪口コールの発信主をリレー中に探すようなものです。
時間の無駄です。
悪質なのは、自分がわざわざ書き込んで手をくださなくても、見つけ次第そのまま警察に通報で良いのです。
インターネットでは「おみこし」のイメージが大切
私の場合、
インターネットでは「祭り」で「御神輿(おみこし)」を担ぐイメージを持っています。
良い「祭り」とは、有象無象の玉石混交を受け入れることです。
例えば、お祭りでお神輿(みこし)をかつぐ時、全員が同じ方向を向いて規則的にワッショイワッショイとやったりしません。
真面目にかつぐ人もいれば、神輿の上に乗る人、神輿を反対側に引っ張る人、ぶら下がる人もいます。
前記事
「祭り」と「バズり」の違いとは?
このように「真面目にかつぐ人もいれば、神輿の上に乗る人、神輿を反対側に引っ張る人、ぶら下がる人もいる」という楽しみ方を前提で考えなければなりません。
あなたはそのお神輿なのです。
これは選挙や政党政治でも同じです。
政治の世界では政策によって、敵だった議員が味方になったり、味方の議員が敵になったりします。
あるいは超党派となって全政党をまたぐこともあります。
与党vs野党で見ていると、政権が変わった時に応援政党が代わってしまいます。
例えば、2009年まで自民党(与党)と民主党(野党)だったのが政権交代が起こり民主党(与党)と自民党(野党)になりました。
今まで「野党が悪い、与党が悪い」という単純な二項対立で攻撃していた人は、敵を応援することになり、赤っ恥をかいたことがありました。
議員も有権者も、常に自分の考えを貫徹しなければなりません。
これはインターネットでの活動でも同じです。
あなたが、常に自分の考えを貫徹しているからこそ、周りが理解してついてきてくれるのであって、どう見られるかよりも、あなたがどう行動しているかが重要なのです。