2020年度「麒麟が来る」で濃姫役の沢尻エリカ氏が逮捕されました。大河ドラマの存続が危ぶまれています。

この裏にはどういうことがあるのか?

沢尻エリカ容疑者(33)が出演予定だった来年1月5日スタートのNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・0)は、代役を立てて撮り直すことが17日、分かった。この日、制作側が出演者側に事情を説明して謝罪。ただ、同容疑者が演じた織田信長の正妻・濃姫役は主要キャストであることに加え、10話まで収録済みとあって今から取りかかるには時間が足りず、最悪、放送を延期する可能性がある。

沢尻容疑者の逮捕を受け、NHKが苦渋の決断を下した。

NHK大河延期も、沢尻容疑者の代役立て撮り直し 制作側がキャストに謝罪


政治スキャンダルは芸能人スキャンダルで隠す

芸能人スキャンダルの時は大概、政治スキャンダルを埋めるためなのは言わずもがな。

今回は桜を見る会の当て馬。天皇大嘗祭後、休日の土曜日(2019年11月16日)になった瞬間に出すタイミングのマスコミの連携の良さにはびっくりします。
右は産経、左は朝日、その疑似対立を上で仕切る「電通」と「官僚」の意思決定までないと無理です。

プロパガンダの作り方~騙されない方法~

ネット右翼の二分法思考

しかもTBSは2019年11月15日の夜にすでに沢尻エリカ氏の帰宅姿を隠し撮りしています。
マスコミに事前にリークされていないとできない行動です。

かつて冤罪逮捕された植草一秀教授や、今回ラサール石井が言ったとおり「政治スキャンダルを隠すための生贄の芸能人リストがある」と。
その通りでしょう。

大河ドラマはジャニーズとホリプロとアミューズで回す

大河ドラマ出演者はジャニーズ系とホリプロ系とアミューズ系の芸能事務所を毎年交代制で回しているだけです。

なので一人爆死すると連鎖的に誘爆してしまいます。

今回の「麒麟が来る」のキャスティングを見ると主要メンバーはホリプロです。

しかし麒麟が来るの主要ホリプロのキャスト陣は美濃編の後半に集中しています。

前半は話題性の高い俳優のいる個人事務所のキャスティングなのです。

中でも沢尻エリカ氏はスペインの海外個人事務所を持っています。明らかに仲間はずれの異色。

警視庁がクリティカルに狙ってるのが本当に見事です。

沢尻エリカのスキャンダルも大河が絡まなければどうでもいい話ですが、高齢者も巻き込んだのは絶妙です。

逆に高齢者を巻き込むためには?と考えて大河ドラマの隅のキャストを狙ったとも言えます。

麒麟が来るの主要なホリプロのキャスト陣営を忖度で避けて、事前リークして休日に話題爆破。

本当に警視庁の狙い撃ちが見事すぎます。


沢尻シーンの差し替えは簡単である

大河ドラマは顔アップでの撮影が多いので、割と沢尻シーンの差し替えは簡単です。

ホリプロ主要キャストも後半に集中しているので最小限のダメージで済みます。

いっそ自動顔認識で沢尻エリカの顔シーンだけトリミングしてイラストやのフリー画像に差し替え。

口だけリップシンク仕込んで台本のテキストデータをボーカロイドで読み上げさせればいいです。

論点のすり替えをする人への対処法

沢尻エリカの大麻は政治スキャンダルのもみ消しという話をすると「大麻を擁護するのか」「沢尻エリカはやってないのか」という逆批判が来ます。

「論点ずらし」という詭弁です。

あいちトリエンナーレの時も、日本人が規制されようとしてるのに「韓国を擁護するのか」「天皇を侮辱するのか」「税金はおかしい」と論点から外れた意見がたくさんきました。

あいちトリエンナーレ叩きは下からの全体主義~コミケ等イベント規制で考えると分かりやすい件~
あいちトリエンナーレが面白すぎた件~官僚のプロパガンダに対抗する方法~

そうやってコロっと論点ずらされて国民は騙されたのです。


陰謀論者め!という人を一発で論破する方法

経済は投資で深読みしても何も言われませんが、なぜか政治は深読みすると「すべてクリーンである」「裏などなにもない」「疑うのは陰謀論者だ!」という性善説で否定してくる人がいます。

これを心理的抵抗といいます。
新しい情報が上書きアップデートされないので脳が必死の抵抗をして、脊髄反射的に拒否・否定してしまうのです。
先入観が確固たる世界観になるアスペルガー的な人に多く表出します。

「え?スポーツてやったことあります?野球とかサッカーはみんな戦略も立てずに戦ってるんです?」て聞いてみるといいです。

「経済」が疾患だとすると「政治」が症状です。
「経済」の随伴現象が「政治」。

元を辿ると原因がみえます。

どちらか一方だけだと木を見て森を見ずになってしまいます。