新型コロナ禍における「専門家」たちの功罪。 感染者数予測を外し続けてもなお起用するメディア https://hbol.jp/242576 新型コロナが風邪コロナのような明白な季節性を持たないだろうことに、多くの人たちが気づいていたのだ

新型コロナに関して文字通り透明なパーティションで話題を区切る程度ならまだ良いのだけど、
完全に壁作って区切ると精神的に分離する「解離」が起こる。
大震災や戦争のPTSDのように、話題に出したらダメという抑圧がメンタルに投影されて表出する。
自意識過剰な自己愛や不安な幻聴幻覚となる。

流れを追うと、2020の春頃までは論文数が少なかったのでコロナの存在すら疑う人が多かったけど、2020年夏の第二波前には世界中で分離単離クローンが論文と電子顕微鏡確認されて存在確定。
しかし2020秋頃に春の情報遅れの人たちの情報を信じた人たちが「コロナ風邪、存在しない論」を展開。トランプ大統領選も背景で応援。
2021年冬の第三波とトランプ敗北で、コロナの存在と現実を脳幹に刻まれる。

2020年夏の第二波前にコロナ存在しない論者が、くら替えしたのが反PCR検査。
「PCR検査を増やすからコロナ以外のものも陽性でコロナとされる」「無症候性なら重症にならないとおかしい」と妄想仮説を立てるが、
無症候性から重症化し、PCR検査を増やさなくても重症化や死者数は増えてしまい、早期に沈没。

コロナ存在しない派が反PCR検査で頓挫したら、次に「マスコミが不安をあおるからいけないんだ」「原因が目に見えない限り存在しないんだ」と、どんどん反論が感情的で手狭になっていき、根拠も薄れていった。
2020年春で情報がストップして思考停止したまま、200年以上前のカントの観念論の哲学なのか「ソナーで魚の群れは見つけたけど、肉眼で見てないので存在してない」のようなお花畑な夢のストーリーへと誘われた。

2万1710人分を検査し、うち117人の陽性を確認した。

 ウイルス検査は、微量の遺伝子を検出するため増幅させて見つける。少ない増幅回数で検出される場合、ウイルスが大量にあることになり、感染性も強くなる。区の委託で分析した慶応大学医学部臨床研究推進センターの西原広史教授は、増幅をどれくらい繰り返したかを示す「Ct値」に注目した。数値が小さいほどウイルス量は多くなる。4カ月分の陽性78件を分析したところ、3割の27件はCt値が小さく、感染性が高いことがわかった。西原教授は「感染を広める人を確実に見つけることが急務」、区長は「陽性、陰性だけでなく、感染の強さを知ることが重要。Ct値に注目して効果的な対策を考える時に来ている」と話した。

無症状者から多量のウイルス 世田谷区の実態調査で確認 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル 2021年4月29日
https://www.asahi.com/articles/ASP4X7G4PP4WUTIL03T.html