心理的な恒常性。問題や不幸が解決しても慣れない居心地の悪さから戻ろうとしてしまう心の働き。

借金返済してもまた借金する、過度な飲酒喫煙から脱してもまたやってしまう、被害事件現場へもう一度被害を期待して行ってしまう等々。ダメだと分かっていてもまたやる。

他の心地よい状態と代替するか、問題解決した先が理想イメージと合致しているかが重要。

心のホメオスタシス(恒常性)という。
何か良いことがあっても、すぐ悪いこととマイナスに解釈する。
オセロのように白から黒へひっくり返す。
シンデレラのように不幸であることに酔っている。
体温調節のように元の不幸な状態に戻そうとしてしまう。

「月1万円程のドコモauソフバンのスマホ代が高すぎるので安くしたい」と言って、楽天やUQやワイモバ等で格安スマホに契約して、
「安すぎて耐えられない!」と、また月1万円払う元の契約に戻って行った人を知っているので、人は必ずしも合理的に動かないとよく分かった。

これを心のホメオスタシス(恒常性)といいます。

ホメオスタシスとは、体温が上がったら汗をかいて放熱して冷やすように、人間が自然に体温調節する機能のことです。

この場合、「不幸である状態」にホメオスタシスが働いています。

何か良いことがあっても、すぐ悪いこととマイナスに解釈して戻そうとしてしまうのです。

オセロのように白から黒へひっくり返す。
シンデレラのように不幸であることに酔っているのです。

体温調節のように元の不幸な状態に戻そうとしてしまうのです。

なぜ不幸状態に戻ろうとしてしまうのか?~心のホメオスタシス(恒常性)~