なぜ日本はGDPでドイツに負けるのか?

完全週休2日制で5連勤以下で時間も守らずクレカ社会でもないドイツに、
平日休日問わず時間厳守で24時間稼働し続ける日本がGDP抜かれるのはシュールですね。

よほど日本が普段から生産性ない無駄な仕事を長時間してるか、税金を取られすぎて可処分所得がないか。両方ですね。

ドイツは時間にルーズである。
ドイツの方が総労働時間が短い。だから、就業者1人当たりの生産性はいくらか低くなる。そこに人口1人当たりの就業率をかけると、1人当たり実質GDPはもっと小さくなる

ドイツに抜かれそうな日本 ~「まずい」の危機感がないと本当にまずい~ | 熊野 英生 | 第一生命経済研究所 2023.01.16
https://www.dlri.co.jp/report/macro/230421.html


これに平日休日もフル稼働24時間働いて負ける日本人

クレジットカード利用率が原因ですらない

先月までしばらくドイツにいたのでよくわかります。
ドイツはカード利用者は少なく、それでいて土日休日はどこも無慈悲に閉店で休暇です。ゴーストタウンのようです。
電車すらかろうじて1時間遅れで動いています。

アメリカだとクレカ社会で79%普及リボ払い利用率44%で借金しまくりながら消費生活するので、GDPが底上げされて働かなくても消費だけでお金があるように錯覚させて世界一になってます。(なので逆を言えば実質的には日本人が世界一働いているのです。)

しかしドイツはクレカ普及1.6%しかないのに、クレカ普及80%でリボ払い利用10%以下の日本が負ける。このやばさ。

つまり日本はクレカが普及していてリボ払いすら利用していないのに、クレカの普及していないドイツに負けているのです。

原因はよほど日本が普段から生産性ない無駄な仕事を長時間してるか、税金を取られすぎて可処分所得がないか。両方です。

役場は書類一枚で済む話を、規制を増やすせいで裏にも表にも何枚にもハンコを押して、その度に人材を税金で投与して、その負担を増税で国民に背負わせるという負のループをしています。

生産活動へ戻す病院が退化している

私自身、病院勤務の経験から民間企業のみならず病院でさえ退化している現状が嘆かわしいです。

医療や福祉はレースでいうとピットクルー。0を1にする生産性を出す人が事故ってマイナスになったら修理。

0に戻してレースに再参加させる機能。
故にレース参加者からの補助金運営が当然基本であり、修理屋ピットクルーを市場原理主義レースに参加させると事故ったら直す人がいなくなって回らなくなる。

とはいえ病院は、やっと紙カルテから電子カルテになりせいぜいパソコン打ててすごいという程度。情報共有だけでネットワークすら繋がってない。
それ以外は毎あるごとに紙に戻し、それもシャーペンから鉛筆手書きに過去へ戻そうとする。

過去にあぐらをかき過去に戻して手間を増やす仕事に終始しているのです。

これが「世界一お金があるにも関わらず、貧困になる日本」の実情です。

対外資産が世界トップクラスの世界一の大金持ち国、日本

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