よく「親が子を溺愛して甘やかしたから引きこもった」と言う人がいますがそれは正しいのでしょうか?
結論から言うと大間違いです。
「親が子を溺愛して甘やかしたから引きこもった」は、自分は苦なく働けて、人生の苦労してない人がその勘違いをよくしています。
なぜなら子を溺愛したはずなのに引きこもっているケースは、親が子離れできていないケースであり、実態は子ではなく親がひきこもっています。
このケースの場合、子を家から出すのではなく、親を家から離れさせれば、子は勝手に自立します。
これを「内在化されている」と言います。
逆に、本当にひきこもらざるいけなくなっているケースは、「貧困」とワンセットで「動けなくなっている」のです。
ひきこもり死という社会的孤立
「ひきこもり死」を防げるか――高齢親失った中高年「8050問題」最終章 https://t.co/kxsvSctX6s 生活保護や障害年金などの制度で支えるすべはある。「ひきこもり死」に至ってしまったケースのうち、7割以上が支援拒否の壁
— tokey_neale(tokita kenichi 時田憲一) (@tokeyneale) November 28, 2020
記事には
生活保護や障害年金などの制度で支えるすべはあります。「ひきこもり死」に至ってしまったケースのうち、7割以上が支援拒否の壁があります。
ひきこもりの問題は「困窮」「精神疾患・障害」「親子関係」などの問題が複雑に入り組みます。
また、当事者が「本音」を語ってくれるまでに数年かかることも珍しくない。
とあります。
日本人の10人に1人はひきこもり。政令指定都市人口レベル。
表に見えないだけで日本人の10人に1人はひきこもり。もう政令指定都市人口レベルです。
日常で表に出ている人だけしか見ていないと気付かないけど、もう日本は10人に1人は引きこもり。政令指定都市の人口ほどいる。問題ではなく当たり前の現象。
問題として叩くのではなく、受容しなければ建設的な提案は生まれない。— tokey_neale(tokita kenichi 時田憲一) (@tokeyneale) March 14, 2020
少数派だと思って叩くと支持を失って墓穴を掘ります。
彼等が社会的孤立しないようにどうソーシャルなノードリンクを繋げていくか。が大切です。
長らくひきこもると一日で最大にエネルギーを使うイベントが排便と入浴になります。
昼夜逆転して、起きている間はベッド上で天井と対面して悶々と続けるだけです。
どんどん生きるのが面倒になります。
「金」「人」「技術」。幸福度はこの3つが基礎です。
全てない状態から立ち上がる場合は、どこかを一気に極端に高めるか、同時に少しずつ注入していく。
「人」と「技術」が無料なのでわずかに足がかりを増やしていくのがコツ。