「犠牲的な引きこもり」と「役割的な引きこもり」そして無気力化

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愛着障害で、過去の許されなかった、受け入れなかった自分を大人になってから内省して取り戻し続けるホログラフィートーク等の作業は大切。


一方で手段が目的化しても、現時点での行動変容がないとまた繰り返す。
主体的に「自由に遊ぶ」という熱中と没頭のフロー体験を得なければならない。

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犠牲的な引きこもりと役割的な引きこもり

親の承認欲求を満たすために、
学習性無力感を世代を介して洗脳されてる典型的な構造。

Ⅰ祖父母
「(私だけが苦労して働いてるのに)お前は一人で何も出来ない」

Ⅱ親 →犠牲的な引きこもり
「(私が家にいないと)お前は一人で何もできない」

Ⅲ子 →役割的な引きこもり

「私がいなければ、あなたは一人で何も出来ない」「私の子どもは精神病なんです!」

家族同居人を犠牲にして

①「私が家にいなければ、あなたは一人で何も出来ない」
→自分の引きこもり無職を正当化してるパターン

②「私が働くから、一人で何も出来ないあなたは何もするな」
→引きこもりを作ることで自分の気苦労を正当化してるパターン

いずれも恩着せがましい自己中な承認欲求。

Ⅰ祖父母「私の子どもは精神病なんです!」

Ⅱ親「私の子どもは精神病なんです!」

Ⅲ子「私の子どもは精神病なんです!」

自己承認欲求を得るために「子どもは一人では何も出来ない」と断定して無力化・学習無力感を植えて、子を勝手に病気認定する世代ループがある

 

毒親の二重拘束(ダブルバインド)
家で勉強していれば「何を引きこもってるか!怠けてる!外に出て働け!」
外で働いていれば「何を外で遊んでいるか!怠けてる!家で勉強しろ!」
表面上の行動だけで動機をみず、行動は何をやっても「悪」としか解釈できず、同時に他人の良心を利用して行動操作する

見下して恥をかかせて不幸にさせようとする

強迫神経症の家庭では、急に親が思いついたように
「そうだ!お前は世間様に迷惑をかけるゴミなんだから、近所全員に謝罪して回ってこい!」と意味不明な行動操作をする。

親本人が不幸になったり、子が幸福になると、親は他人により恥をかかせてもっと不幸にさせようとする。

手段が目的化→過度の一般化→精神病までの思考回路

「勉強するために勉強しろ」
「働くために働け」

「偉い人は偉いから偉い」
「お前は何をやっても一生無理」

「これは、常識、現実、世間、普通、一般、社会、みんな言ってる」
「これに逆らうのは甘え、怠惰、裏切り者、嘘つき」

シャーデンフロイデ。不幸な自分をアピールすることで他人の同情を引き自己承認を得ながらも、不幸から脱しようとはせず、より他人を不幸にすることで心理的安定を保とうとする。不幸空間のホメオタシス。

ここまで来ると強迫性より境界性人格障害。

 

外部の存在が教祖にいる

身内に実感がない人には分からないかもしれないが、

「常に家庭内に、外部の存在が、教祖的に絶対権力を持っている」

という境界性な精神病理の環境は本当に恐ろしい。

後光暗示で権威を使うスタンド攻撃。家庭内が安全ではなく、休まらない。

やたら「世間、一般、みんな、普通、常識」など一人称を複数形にして「過度の一般化」をして、行動を強要してくる。

ぽっと出の初めての登場人物の意思で、謎の自己犠牲な強要行動を
「昔からやってた常識伝統」と過去の歴史修正してくる。

「いや、それ言ってるの誰、誰ですか!?」となる。

 

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