「周りは何もできない」というゴールに自分以外を向かわせる神経症者

心理学・精神医学

家庭や学校や職場で
「周りは何もできない」というゴールに全員を向かわせるので「本当に何もできなくなる」ことがあります。

主に犯人は「何もできていない」と他人の評価を落とすのことに血眼になっている神経症(不安障害)の人です。

自分以外の評価を下げることで周りのモチベーションを下げて、本当に行動力を失わせます。

「神経症」と書きましたが、
神経症(不安障害)→人格障害→精神病へと移行していく段階として共通した特徴です。

根底には自分が5歳程度の幼児期で脳みそが止まってしまったこと、それに伴う自信のなさ、それを隠すための他者の評価を下げるという行動まで繋がっています。
成績や地位や役職は全く関係なく起こります。

彼・彼女らの精神病理的な傾向として「二分法思考」が典型的です。


神経症(不安障害)はたまに。
人格障害者は常に。
精神病者は妄想だけで現実にやってなくても話を創作して怒っています。

精神病的環境の3段階~精神病を作り出す環境~

神経症→人格障害→精神病の認知の変化まとめ

パソコンを知らないのに修理業者を「何もできない」と責め立てた事例

パソコンが壊れたときに修理を頼みました。

神経症者はパソコンの知識などありません。

しかし神経症者にとって自分は「すべてできる」ので「できないこと」などあってはならないのです。

よって神経症者にとっては、「周りは何もできてない」という結論を作らなければなりません。

パソコンを直しに来た業者さんを「何もできてない!何もできてない!」と罵倒しました。

どうみても何もできなかったのは、神経症者のほうなのです。

実際にパソコンは直ったのですが

血眼になって悪い部分を粗探しして「何もできてない!何も直ってない!この嘘つき詐欺師め!」と罵倒しました。

現実をありのままに見る現実検討能力が失われているのです。

この状態が定着していくと人格障害、精神病へと発展していきます。

何をやっても悪いことにされるので関わらないのが正解

何をやっても悪いことをしていると評価されるので関わらないことが正解です。

よく「自分で考えろ!」と言われて行動したら「勝手に判断するな!聞け!」と矛盾した二重拘束(ダブルバインド)などが典型例として表出します。

感情が先立って、脳の理性が働いていないのです。

多くの職場で神経症者が職場をかき回して職場環境を最悪にさせています。

最初から「あっ、巻き込まれるから関わらないようにしよう」と余計に業務を相談しないようになりました。

聞いても聞かなくても結論は同じ「お前は何もできてない」だからです。

この判断は賢明です。

おかげで業務が遅れるようになりました。

なんで遅れるんだ!周りは何もできていない!と神経症者は怒っていましたが、そもそも周りを遅れて失敗するように仕向けたのは神経症者本人なのです。

二分法思考の人々の言うことを真に受ける必要ない

幼児期で脳みそが止まってしまった彼・彼女らに幼児的操作されたり、巻き込まれる必要はありません。

言い返せず、理不尽と思って泣き寝入りする必要もありません。

「怠け者!」とか「甘えてる!」とか、「人類誰にでも当てはまるような言葉」を言って、操作しようとしてきますが一つたりとも当てはまっていないからです。

一つ当てはまっているとすれば、それを言う本人こそが理性的に考えることを怠けている事実だけです。

これに操作されてしまった優しい人が、次の神経症者へとなってしまうのです。

元々は最初の神経症者の悪い育ちが撒き散らした毒ガスのようなものです。

もっといえば心理遺伝的に先祖代々受け継がれる悪霊のようなものなので、あなたが浄霊しようとしなくてもいいです。

自分の尻は自分で拭く。持ち込んだ本人が達成しなければならない心理的な課題なので、押し付けられそうになったら無視するか断れば良いのです。

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