司法も冤罪で人を逮捕し、立法も行政も官僚(アメリカ)に握られ、マスコミも操作されてる今、日本人は徹底的に合理的になって合理的な選択をしないといけない。

テレビでバラエティ見て動物欲求を感情的に垂れ流しているだけだから、官僚という強欲な合理主義者に操作される。

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認知は構造、合理の派生である

合理とは近代に認知という言葉でも派生した。認知とはゲシュタルトのこと(物神化、無意識という見方、市場の疎外という見方も同じく、構造主義なものだ。

シュルレアリスム=疎外=フェティシズム=社会的事実=神の予定調和=構造=無意識=偶然=自動=不確定性原理=不完全性定理=仏教の空

「認知」とは、合理的な構造主義、意識できるゲシュタルトである。

対して「感情」とは、意識できない無意識の部分である(フロイトの言うところの動物的本能、エス)。

感情は非合理に突き動かされ、認知はそれを判断することで、下の構造を包摂し、認知(ゲシュタルト、抽象度)を高める。

意識的(合理)な認知に、普通の有能感、つまり自己効力感がある。
無意識的な感情に、仮想的有能感がある。

感情が二分法思考と高く相関するのは、感情自体が上で認知(包摂)されずに、情報量(知識とは異なる)が多すぎて整理できず「矛盾」が生まれるから。

極端に言うと、
「お金(近代科学)か愛か」というユダヤ教vsキリスト教のような対立構造に、

意識(構造)と無意識(構造上の疎外)

認知(合理)と感情

自己効力感と仮想的有能感(二分法思考・矛盾)

に話は帰結していく。

つまりこの対立を更に上で包摂した合理的選択が必要ということ。

二分法思考を意識していないから二分法思考になる

ここからは実験してないので論理的な仮説でしかないが、おそらく(間違いなく)
感情で動く仮想的有能感(二分法思考、他者軽視、矛盾)の人は、自分の二分法思考を意識していない。無意識(感情)だから。
意識した瞬間に意識してないことになる。

合理判断(平衡)とは程遠いところにある仮想的な有能感(感情、他者軽視、無意識)であるが、合理的すぎたとしても強欲と拝金になるので、合理判断(現実検討能力)とは遠ざかる。

私が卒論で実験したところ、彼らは「運」という根拠のないものまで自信があった。イメージモデルとしてピラミッドではない。


突き詰めても「空」なので外れ値は生まれる

最終的に仏教の「空」を想定すると、非常に考えやすいのだが、量子コンピュータで統計的な確率で演算したとしても、どこまで精度を上げても、確実にイレギュラーな外れ値というものが常に存在してしまう。

合理判断が完全でないのも、そもそも突き詰めても完全なものは存在しないからだ。

「慈悲」も「空」

「慈悲(じひ)」は高度な概念行動。

感情的かつ理性的に慈(いつく)しむ、慈父・悲母で、母のように優しく(感情)、父のように厳しく(理性・合理)。

お釈迦様は天才すぎる。

いずれにしても「慈悲」も「空(くう)」を想定して悟ってないと、気付けない領域だ。

秤(はかり)で双方の皿をつり合わせて「正義(ジャスティス)」と言ってた西洋人には、
反例(特称命題)である「無償の愛(グレイス、自己犠牲)」という形でしか、慈悲(に近いもの)は分からなかっただろう。


捨象している科学的モデル

医学(自然科学)等でお馴染みの統計的信頼区間推定も、経済学(社会科学)等の偏微分関数で二回微分しての成長率や増加率も、確率の世界で平均や標準偏差をみて外れ値は捨象(無視)しているのだ。

捨象するから客観的なモデルとなる。
だから数学のように絶対答えがそうなるとは限らない。
本質は占いと呪いと同じである。


近代科学(自然科学・社会科学)は、こうして神学とは正反対に位置している。

統計で外れ値(特称命題)を捨象してモデルにするので、神学(数学)のような全てを包括する全称命題(完全帰納法)ではなく、不完全帰納法が前提となる。
これは世界価値のリベラル・アーツの学問体系の視点でないと気付けない。

医学では、薬や療法の効果を見る場合、母集団から抽出れたサンプル(標本)から、統計的推定を行う。そこに信頼区間を区切る。

個別でなく多くの人に同じ効果がないといけないから。

あとは有意性検定で観察者が「判断」(証明ではない)するだけなので、必ず誰もが薬で同じ効果が出るとは限らない。

サブプライムローンなんてもっとひどくて、外れ値も何も、あり得ない正規分布で平均を階級別に切って証券化して、(当たり前だが)返済できなくて破綻した。神経症者と官僚が大好きな「偏差値」も同じようなもの。
http://t.co/twdPXxEY
http://t.co/hBkZQK3n

【本日の参考文献2】理系・文系という分け方は間違っている!(1) ~神学 vs 学問~ http://t.co/0QgL8FzL
就職難・過労のワケ(経営者と労働組合の結託) http://t.co/Z7Onjhro

やはりニュートリノで相対性理論が崩れた件で唯物論者(つまり科学万能主義の共産主義者のこと)は必死なようだ。

どうしても全ての存在を前提とするアインシュタインを守りたい。対立した量子学のボーアの確率世界に傾いて欲しくない。しかし彼ら唯物論の極左の負けだ。
10年後には消えているだろう。

欧米の場合、神の存在を前提とするからこそビッグバンからの予定説の相対性理論を信奉している。

不完全性定理のみならずニュートリノで神が死んで一神教徒も必死だろう。

アジアの唯物論者(=共産左翼)は有vs無という道教のフィルターで「無が有る」という意味不明な袋小路に詰まってもう負けてる。