インターネット上やSNSで、死にたい、自殺したい、殺したい・・ふとした時に書き込みを見ることがあります。
精神薬等の飲みすぎによるOD(オーバードーズ)、リストカットといった自傷行為、自殺未遂(自殺企図)。

自殺を配信していたり、リストカットの画像を見せてきたり、
「薬を〇〇錠飲んだ」「これでいける」「さようなら」と書き込んでいたり、
「〇〇時に〇〇を爆破する」「〇〇を殺人する」と書き込んでいたり・・

そのような時にどうすればいいでしょうか?

絶対にあなたが「悩みを解決してあげよう」とはしないでください。

大切なのは、即、警察に通報することです。

もし身近にいたりすれば即110番の警察です。

ネット越しでも露骨に書き込まれていたり、住所等が分かれば、その時点でダイレクトに警察に通報します。

通報された本人には「良い迷惑」と思われるかもしれませんが、そんなことは言っていられない事態のはずです。

冗談だろうが、ウソだろうが、本気じゃなかろうが、なんだろうが、

それ以上に「誰かがその人の側にいること」の方が人命救助には大切です。


どこに通報すればいいか?

必ず警察に通報します。公的な機関に繋げばあとは連携が生まれます。

ウェブページに自殺の予告や自殺を呼びかける書き込みを見つけた 警視庁
https://www.npa.go.jp/cybersafety/Homepage/homepage3.html

都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口等一覧(あなたの最寄りの警察署で大丈夫です)
http://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm

インターネット・ホットラインセンター(薬物、わいせつ、児童ポルノ、ドラッグ等)
http://www.internethotline.jp/

自殺未遂者を通報した後は、情報センターから以下のように連携していきます。

自殺未遂患者への対応 – 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/07_2.pdf

警察?救急車?どうしようと迷ったら相談

もしグレーゾーンで迷われる方は、相談するだけということもできます。

警察に対する相談は 警察相談専用電話 (#9110)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201309/3.html
救急安心センター事業(♯7119)
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html


体験談

実際に通報した方の体験談もありました。参考になります。

自殺予告したひと(以下「対象者」)の本名、住所(大体でも構わない)
対象者の電話番号、メールアドレス
対象者のリアル知人の連絡先
対象者の生年月日
対象者の実家の住所・連絡先、所在地
対象者の学校/勤務先、およびその連絡先
対象者のTwitter、Facebook、mixi等のアカウント
対象者の家族構成
そのほか、どんなことでも。

●自分と相手とはどんな関係なのか聞かれる。特にリアルで面識があるかどうかは重要。説明に困るならとりあえず「ネットの友人」でOK。

●自分の名前や住所、身分等を聞かれる。警察官が事情聴取のため自宅に来るか交番に呼び出されます。相手の住所が分からない場合、長丁場になると思う。

●事態が収束してからも警察から確認の電話がくることがある。

自殺予告を警察に通報したらどうなるか
http://lllagoon.hatenablog.com/entry/2014/02/27/120000