なぜ急に仮想通貨・暗号資産であるリブラ(LIBRA)は批難されて叩かれ始めたのでしょうか?

それには驚くべき理由があります。

大きな理由は信用創造と世界情勢です。


リブラは信用創造できるので世界中の銀行を潰す

リブラはステーブルコインとしての通貨機能を持ちます。

なので貸付を開始すれば信用創造ができてしまいます。

信用創造ができればドルを超える国際基軸通貨ってしまい、世界中の民間銀行が経営危機になります。

Facebook叩きと監視役

暗号資産リブラ離れはFacebookCEOのマーク・ザッカーバーグ叩きと同期しています。

米民主党エリザベス・ウォーレンのGAFA解体論に反したことを理由にスキャンダルを持ち上げたいのは表向きの理由です。

実際にFace book CEOのマーク・ザッカーバーグ以下の株主は、がっつりブラックロック(ロックフェラー財団系子会社)で固められています。

監視と圧力。

逆らったら払い落とす構図になっています。

日本株の大株主ブラックロック様と同じです。

ネット右翼の洗脳を解くかんたんな算数~国のお金の大きさを知ろう~

日本だって、全銀行と全大企業の大株主の「日本マスタートラスト信託」や「日本トラスティ」も、
アメリカのチェース・マンハッタン銀行とモルガン・スタンレー証券なのです。

しかし日本とつくと生産地の地名表記みたいに国産っぽく錯覚させられているのです。


旧勢力(法定通貨)vs 新勢力(仮想通貨・暗号資産)

FRBが民間銀行群なので仮想通貨でステーブルして通貨で貸付やられたら信用創造できてしまいます。

信用創造されるとお金の発行権利が剥奪され世界が新勢力サイドにひっくり返ります。

ブラックロックのような法定通貨を主力とする旧勢力は、ザッカーバーグを叩きながらリブラを落とそうとしているのです。

2019~2020年において、世界金融危機のリスクの高まりを受けて、利下げとドル離れ、円離れ、ユーロ離れが続いています。

リブラが出てきてしまえば、リブラに流れてしまうのを旧勢力は恐れているのです。

イギリス・アメリカ嫌いのドイツとフランスは、当初から即効でリブラ禁止にしました。

今回のアメリカの禁止は対ユーロにおけるドル防衛なのです。

リブラで香港支援する計画

2019年現在、香港では中国 vs 香港で戦いが起こっています。

香港を支援しているのはアメリカです。そして今でも香港の親であるイギリスです。

しかし元々中国を支援したのはアメリカの最大の投資銀行であるゴールドマン・サックスでした。

香港ドルの発行元である香港金融局(香港中央銀行)は、イギリスの香港上海銀行(HSBC)とスタンダードチャータード銀行(SCB)と中国銀行香港の民間銀行群です。

スタンダードチャータード銀行(SCB)の株主はシンガポール財務省。
そのトップは元シンガポールのリー・シェンロン首相です。

端的に言えば、イギリスの子飼いで動くシンガポールが香港の金融を支配しています。

今後はリブラの上にスタンダードチャータード銀行(SCB)をおいて香港を間接的に支援することも考えられます。

リブラのトップのスタンダードチャータード銀行(SCB)と、香港ドルを発行しているスタンダードチャータード銀行(SCB)が同じだからです。

ドルと香港ドルがペッグされて使われているように、
香港ドルとリブラで、ドルペッグ制の焼回しを考えています。


イギリスのシティに気を遣っているリブラ

Facebookはリブラの発行当時から世界の銀行群を取り仕切るイギリス・ロンドン・シティのロスチャイルドの面子に気を遣っています。

それはイギリスのスタンダードチャータード銀行(SCB)のエドワード・ボウルズを広報責任にしているからです。

有名銀行の重鎮を上に置くことで筋を通しているのです。

イギリスEU離脱とドイツ銀行の破綻に伴うユーロ安懸念のままクレジット可能にするとドルでなくリブラに流れてしまうからです。