誰でも簡単に流行らせる方法~インパクト残る表現とは?~

心理学・精神医学

どうやったら流行らすことができますか?
どうやったらバズらせることができますか?
と聞かれます。

方法は簡単です。

・語尾を断定的に言うこと。
・感情に訴えること。
・笑いに変換させること。

です。

スピーチや文章で出す時は断定系で言うこと

例えば、Appleの最新のスマートフォンのプレゼンで「最新と思われます」とか「速いと考えられます」とか言っていたらどうでしょうか?

説得力に欠けるので逆に買う気は失せてきます。

研究段階で社内の研究者同士で報告しあう時は「~と思われます」「~と考えられます」と報告するのが普通です。

しかし外で発表する時は、語尾を全て「~です」「~ます」の、ですます調の断定系にしなければなりません。

根拠(エビデンス)は、気になる人だけ後で調べてもらえば良いのです。

データ量を少なくして感情に訴えること

世界で人気のTEDxのプレゼンテーションでも、

聞き手の感情を動かして想いを共有することが大事です。

情報量が少なくなってしまいますが、それでも構いません。

人間の記憶に残るのは難しいグラフや計算式やチャートのデータではなく「感情」です。

いくら理性で考えても、最終的に行動が突き動かされるのも「感情」です。

プレゼンで根拠となるグラフやデータは全体の1割もいりません。

重要なのは感情を引き出すこと。

情動を揺さぶるストーリーに話を乗せることが大切です。

興味のある人、購買意欲のある人、投資してくれる人だけが、あとで出典や引用文献を見るからです。

結論を先に断定的に言って、興味をもたせることが最優先です。

露悪や品性に欠ける方法は厳禁

感情を刺激させると言っても、

流行ること=目立つことと勘違いしている人がいます。

流行った結果、目立つのであって、最初から目立とうとするのは本末転倒です。

最初から目立とうとすると露悪(ろあく:反社会的な悪いことをすること)をします。

露悪するときに出てくるのは「エ口・グ口・バイオレンス」で下ネタと暴力の塊のような品性の欠けるもの。

単なる悪ノリです。

最初は驚かれるかも知れませんが、一過性の花火のようにすぐ忘れられてしまいます。

なぜ自己愛は爆発を好むのか?~公共施設で爆弾を爆発させる事例~

反社会的にならない程度の「非社会的」なラインのギリギリを攻めていくことが大切です。

最先端の挑戦のことを「前衛的(アヴァンギャルド)」と言います。

計算通りでも偶然を装うこと

計算通り、計画通りであっても「偶然です」と装っていたほうが流行ります。

なぜかというと「自分の特別な物」という希少性を感じてもらうためです。

「私はこんな発見をした!」「私は先見の明がある!」「この良さは自分にしかわからない!」と

「第一発見者に花を持たせる」ことが大切だからです。

「頭おかしい」と鼻で笑われるくらいが本物

バズり出すと必ず「頭おかしい」「ありえないだろ」「それは違うだろう」という批判的なツッコミを入れる人が出てきます。

そうしたら「おっ、きたきた」と肯定的に捉えて構いません。

返信しなくていい!コメントやツイートとは?~アンチの研究~

「頭おかしい」と鼻で笑われるくらいが本物です。

流行る時には、単純に「頭の良さ」と「感情刺激」だけではダメです。

もう一つ「ユーモア」が必要になります。

最先端の挑戦、「前衛的(アヴァンギャルド)」をする場合は、99%の人が過去の固定観念から抜け出せないので、受け入れることができません。

言語の通じない先住民族に初めてコミュニケーションするようなものです。

それを繋ぐのは「笑い」という自分を下げるコミュニケーションです。

「笑い」の本質は、自分を下げて、相手の攻撃性を出させてリラックスさせることにあります。

逆に最初から自分を下げて相手を笑わせれば良いのです。

その時に、決して自虐的ではない謙虚さが大事なのです。

流行(りゅうこう)はどうやって起こるのか?~流行に乗るタイミング~

広める方法「乙」「キッチュ」

ドイツ語でキッチュ (Kitsch)と言います。

科学も美術も最新アートが大衆化される時にキッチュ(Kitsch)という陳腐で、安っぽくて、皮肉的で、トンデモな伝わり方は避けては通れません。

なのであえて最初からキッチュなピエロを演じて伝える人もいる。

メインでなくサブなのでサブカルチャー。アニメやゲーム等の大衆娯楽のこと。

日本でいうと千利休と古田織部。

侘び寂びの甲乙の、乙の文化です。

メイン(甲)が崩されてサブ(乙)になるためには、笑い、陳腐、皮肉、安っぽさ、突拍子もないというキッチュが必要です。

それがないと逆に広まりません。

タイトルとURLをコピーしました