心理学・精神医学

心理学・精神医学

なぜ心理学では例え話のレトリックが大切なのか

詭弁としての置き換えの例え話のレトリックは良くも悪くも微妙ですが、 心理的な安定のための例え話はとても大切で。「操作可能」になるから。 なぜ心理学では例え話のレトリックが大切なのか 悩みから問題を抽出して「身体化」させる過程で「身近で身体的...
心理学・精神医学

なぜ自己愛性人格障害は「お前は何もできない」が口癖なのか

パーソナリティ障害の誇大自己だと「自分はできる」だけならまだしも「他人のできることは私はできる」「他人は何もできない」と他者卑下が口癖のように常態化しています。 これは「自分が何でもできる」という誇大自己によるものです。 未だに幼児期のママ...
心理学・精神医学

人格障害の「執着」「見下し」と発達障害の「固着」「無頓着」は違う

・人格障害は事象への「執着」と他人への「見下し」 ・発達障害は事象への「固着」と他人への「無頓着」 ここを混同すると見間違えます。 乗っかかる精神病質 発達障害の純朴無垢に好きなことだけに固着して過集中に打ち込む姿。 心を打たれて「あの人は...
心理学・精神医学

コロナ禍で消えてよかった「休憩室」

コロナ禍で休憩が個別化して分断されたのは本当に良かったです。 特に病院の離職率一位である「人間関係」は「休憩室で声がデカい人の悪口の言い合い」が起点だからです。 わざわざ昼食に休憩室に集まって悪口を言って、声がでかい人以外一人ずつ消していく...
心理学・精神医学

ゼルダの伝説説Tears Of The Kingdom(ティアキン)考察

ゼルダの伝説 Tears Of TheKingdomの考察。 タイトルはで「涙の王国」という意味です。 外国人の感想みていると、日本人だと秘宝(神器)が「勾玉(まがたま)」だと分かりますが、過去のゼルダ作品だと「涙」(ムジュラの仮面の「月の...
心理学・精神医学

アニメ漫画のキャラクターのムーブメントと心理学的ムーブメント

解離の時代→アスペルガーの時代→発達障害の時代→トラウマの時代と、心理学のムーブメントで言われますが、 最新のアニメ漫画のキャラクターのムーブメントが10年単位でメタ化されながら患者を後追いしている。 理性・科学←→本能・非科学の世界観の軸...
心理学・精神医学

大人でも脱自己中心化できてないと問題を他人のせいにする

幼少期から第三者視点で見る脱自己中心化できていない人の場合、 全体の問題が起こった時に「私は大丈夫です」→「だって私は(ママに守られてて)すごいから」→「大丈夫でない人はすごくないから」→「他人が悪い」で、業務の問題解決に向かわず、自己愛で...
心理学・精神医学

「帰りたくない」は長続きするが「帰る場所」があると帰る

いろいろ外国を回って思ったのは「帰りたくない」と反動で動くとむしろ長続きするが、 「帰る場所」があると「そろそろ帰るか」と帰ろうとする。帰省本能。 地の付いた場所でしか人は幸福になりにくく、根無し草では人は生きられない。 「仕事が大好き」と...
心理学・精神医学

境界例も発達障害もトラウマもブームではない

ヴィパッサナー瞑想法から認知行動療法だのマインドフルネスだのとアメリカのフィルターで言い直してご提供する一方で、かつてのベトナム戦争PTSDの催眠療法の名残りでEMDRもTFTもホログラフィトークも方法論としてかなり効果高いが適応が難しく、...
心理学・精神医学

なんとなく感動したこと

春風の吹く肌寒い早朝 木々のさざ波を聴きながら 白湯をコップに淹れて 青空みながら飲んだら 泣くほど美味しかった 瞬間生と純現実が身体的感覚を通じて「この数千年どころか、きっと何百年前の人類も同じことしていたし、宇宙の果てのどこかでも同じこ...