日銀がETF買いは「アメリカ株主の日本企業」の数十社の銘柄を買う件

政治経済・近代学問

日銀のETF買い。ETFはTOPIXや日経225と連動しているので結果的に日本の全体株価も上昇する。

しかしアベノミクスがそうであったように日銀が保有しているのは、日本企業ではなく「アメリカ株主の日本企業」の数十社を買う。日本のカネがアメリカに行くだけ。

具体的には、
Appleの半導体やバッテリーのミツミ電機やアドバンテスト、太陽誘電、TDK。
ユニクロのファーストリテイリング。

ETF買いの根底は、日銀がお金を刷ってアメリカにお金を献上すること。

表向きはETFとTOPIXや日経225も株価も上がるので、日本の企業が潤ったように見せかけることができるが、間接的に仲介させて市場を騙しただけで、別に日本企業が好調になったわけでも、何が変わったわけでもない。

例えるなら、ナポリタンスパゲッティをイタリアのナポリ発祥と言ったり、台湾ラーメンを台湾発祥と言うパッケージ偽装に似ている。
名前から現地のものと信じるかもしれないし、ナポリや台湾の人気が上がるかも知れないが、中身は違うあれ。

私が半年前に書いたことで、コロナ材料は想定外だったが去年時点ですでに株ノーポジにしておいて良かった↓
世界金融危機にそなえましょう~逆イールドからドイツ銀行CDSとCOL破綻まで~

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