なぜジブリで感動できる人が他人をいじめるのか?

なぜジブリで感動できる人が他人をいじめるのか?

SNSでそんな書き込みを見ました。

一言で言えば「外の対象を内在化できないから」です。

発達の順番としては「自己愛段階で止まっている」ので「内集団」でも「自分だけ自己中心的」にしか見えず、集団の内外を攻撃していくからです。

順を追って説明します。

乳幼児期から三段階

①自体愛
②自己愛
③対象愛

乳幼児期から三段階で
①自分の身体感覚のみ
②自分の身体のみ愛する(主体化、他人はモノ)
③それが他人も同じと分かって取り込める(客観化、抽象化、共有化、社会化)

対象愛まで脳が発達せず「固着」「執着」が、集団心理に投影します。

自傷行為が象徴的

自傷行為が象徴的。
「理性」に加えて、般若心経のように「無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法」で五感まで消失の危機になると、①の自体愛を自覚するため自体攻撃になります。

これが
知的障がいや、発達障害「自閉症」に自傷行為が象徴的に起こりやすい理由。

生きるため過去の「固着」を今の身体(内)に留めて置こうとする力。

逆に「外」に向いた場合、いじめや犯罪になっていきます。

他人を傷つけていくわけです。

集団の内外でいじめ(排他)が起こる仕組み


・内集団バイアスで仲間内の裏切り者探しの値踏み
・外集団の非対称性で外への攻撃性を増す

→自信が低く自己愛的に他者軽視する人(二分法思考が強い=理性が弱い人)から順に、シャーデンフロイデ感情に押し負けてスケープゴートとホロコーストする。

ここ数年のmRNAワクチンの接種したか?してないか?で、集団心理の縮図を見た気がしました。

理想存在と共感存在が必要

コフート自己心理学での
「理想存在」の未来を示してくれる父親的存在。
「共感存在」の過去を肯定してくれる母親的存在。
この2つが外界に必ず必要かつ内在化される必要があります。


理想だけでは他人をゴミカスに見る自己愛な野心家になり、
共感だけでは他人に優しいが目標なくうつ病な依存症になります。

家庭の両親で得られないことが多く、祖父母や近所の人や、知人と拡大していきますが、学校や職場の内集団だと効力の賞味期限が発生するので、外の集団で年上か、歳の近い存在にいるのが理想的です。

アメリカの共和党、民主党のリーダー理想像に通じるもの

リーダーの2タイプ。
アメリカ共和党のように金持ちで目立った装飾品つけて「あぁなりたい」と思わせるカリスマ統率的リーダー。
アメリカ民主党のようにみんな同じトレーナー着て「俺たち絆で結ばれた仲間だ」的な民主的リーダー。

に通じるものがあります。

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