カウンセラー同士の会話は苦しい

私が医療職へ引っ張られていた間に、同期だった心理職の友人のカウンセリング技術は、より洗練されたものになっていた。

もう私なんかとはレベルが違うと思って萎縮するしかなかった。

こうやって何度も心を折られる。建設的に切磋琢磨したい。

こう感じることが仲間内では多いです。

パソコンとスポーツマンの差

例えるなら、心理学の非臨床と臨床はパソコンとスポーツマンと似ています。

常にトライ・アンド・エラーは共通。
「非臨床」は心理統計学で実証してマニュアル更新アップデートに対して、
「臨床」はもはや記述することのできない感覚重視のプロスポーツマンのようになっています。
本物のプロカウンセラーに会うとすごいです。

サッカーのルールのマニュアルや戦略は日々アップデートして更新します。
しかし実際にサッカーするのは選手なのです。その選手もそれに合わせて強化されているのです。

とても苦しいカウンセラー同士の会話

気の知れたカウンセラー同士で会話する時に、自分が触れてほしくない所ばかりに焦点を掘り下げてフォーカスするので、エグすぎて気分が悪いことこの上ないです。

しかしここで受け身の練習してそれと向き合わなければ自分の成長もなく他人の治療なんてできません。

なのであとで疲れと爽快感が同時にきます。

皮肉に「玉ねぎの皮むき」と例えると、「どうせお前も虚勢だけで中身空っぽやろ」とお互い容赦なく剥いていくと、なぜか「そこだけは剥かないでおくれ」という謎の防衛が働いて、「あっここに芯らしきものがあったのか」という素晴らしい気づきがあるのです。

もちろん実際の患者クライエントにはこんなことはしません。

カウンセラー/心理学者は2種類いる

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