大学入試は例年通り実施されそうです。これを聞いて「やった!万歳!」と思う学生がどれだけいるのでしょうか。
大学入試センターの山本広基理事長は22日、来年1月に予定されている大学入学共通テストについて、「通常のイベントよりはずいぶん感染リスクは低い。(予定通りの)実施に向けて準備を進めている」と述べた。
大学入学共通テスト、予定通り1月実施…「通常イベントよりリスク低い」 2020/05/22 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20200522-OYT1T50219/
文科省のセンターの人が実施可能というだけで、学生が可能かどうかが全く配慮されてない大学入試。
文科省の官僚にとって自分へ給料が入ること(試験が実施可能)が重要であって、入試を受ける学生はどうでも良いということがよく分かりました。
学生、一般労働者の皆さんはこんな人達のために税金を払っているのです。
税金の半数以上は公務員の給料に消えています。
官僚の「今まで通り」にした結果、悲劇を生む
文科省→入試を前年通り配慮無しで実施。
厚労省→雇用規制したまま一括採用慣行。
→大量の不合格者・失業者
省庁官僚「今年はコロナとかあったらしいですが、私達はあなた方の税金で給料もらえたし良いでしょ」
「就職できないのも入試が遅れたのも自己責任ですよ」
というオチが付くのがもう分かります。
夏休みを返上させて教育カリキュラムを詰め込むつもりなのでしょうが、必ず今年度は二次感染の時期がくるので頓挫しそうです。
秋入学の導入して秋就職の雇用緩和(時期問わず)した方が余裕が持てますが、官僚利権で固めてるから変えたくないだけなのです。
結果、優秀な人材は育たず、優秀であっても社会の就職システムから外され、更に官僚が増税でそのやり方を法的に強化して、GDPが低下していくのです。
日本はこの先、失われたプラス20年にはなります。