原発とワクチンの安全の論理はそっくりで。
発熱だの頭痛だの小さいリスクからインシデントまで終わるならギリ許容できる範囲が、
メルトダウンや死亡の時点で重大アクシデントなので「そのままでヨシ!」とはならない。アウト。
相対的に少なかろうが、更新して土台から立て直さないといけない。

「全称命題」「特称命題」は、科学的思考では両方とも確率的に憂慮しないといけないのに、どちらか一方に固着とこだわりでbet(掛ける)して詭弁を使うと100%外れて損失コストが極大するのです。

数学と異なり理科(自然科学、社会科学)は不完全帰納法が前提で、事象を切り取って捨象して科学モデルを出してるので、ブレイクスルー感染が1つでも出た時点で全称命題が機能してないことくらいすぐ分かるのに。
なぜ「ワクチンが効く」と宗教的な演繹をやったのか。それからの統計詐欺もひどかった。

研究には、過去の研究に小石を積み上げていくパターンのもの(99%以上これ)と、そんな小石の山をぶち壊していきなり新規的なロジックを創造するパラダイムシフト型がある。
後者が全称命題からの「外れ値」である「特称命題」から導き出されることは言うまでもない。

数が少ないから問題ないんだ系の話を聞くたびに、科学の全称命題と特称命題の基礎の話を理解した方が良いと思う。
カラスは黒いと定義しても、一匹でも白やグレーのカラスがいたらくつがえる。

真っ白なカラス見つかる 香川 NHKニュース http://nhk.jp/N4K94Fuo ※科学の特称命題でよく例えられるやつ。カラスは黒いと定義しても全カラスのうち一匹でも白(特称命題)なら全称命題は成り立たない。故に科学は全て不完全。数学のような神の絶対性はない、基礎の話