なぜ厚労省はワクチン接種対象者にBMIを入れているのか?

医療・社会福祉

ニュースを見てびっくりしました。「基礎疾患の高い人にワクチンの優先接種を」というのは分かります。しかしその中にしれっと「BMI 30以上の人」と入れてあったのです。これはおかしいです。

体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が30以上の肥満の人も重症化リスクが高いとして優先接種の対象となった。

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厚労省がワクチン対象者にBMIを入れたワケ

基本的にはワクチンの接種対象が拡大されることは選択肢が増えるので良いことです。

しかし「BMI基準」はおかしいです。
厚労省のさじ加減で操作可能なモノサシなので、別に基礎疾患に関係なくても、人為的に対象者を増やしたり減らしたりできてしまいます。

なぜ厚労省がBMIという基準を入れたかと言うと「対象者の増減のハンドルを握る」ためです。

例えば、ワクチンの接種対象を増やしたければBMIの基準値を下げて増やし、減らしたければ上げれば減ります。
これでワクチンの在庫状況を操作できるのです。

厚労省はアメリカの製薬会社からワクチンを買い込んでいるので、これから毎年その売り尽くしと在庫処分をしなければなりません。

その時に在庫が少なければBMI基準を上げて対象者を減らし、在庫を減らしたければBMI基準を下げて対象者を増やすのに使うつもりなのでしょう。

BMIとは?

そもそもBMIとは?

「BMI = 体重kg ÷ (身長m)2」で示されます。
18.5〜25未満が普通体重です。
それ以下が「やせすぎ」、それ以上が「肥満」になります。

なぜBMI 30なのか?

問題はBMI30が「基礎疾患のリスク」と同程度と判断されている点です。
確かに肥満傾向であれば、糖尿病や高血圧の基礎疾患のリスクは高まります。
しかしそれは「体脂肪率」や「血圧」や「血糖値」も考慮しないと見えてきません。

BMIという一つの数値だけで判断するのはあまりに軽率です。

BMIだけではボディビルダーも基礎疾患になってしまう

例えば、
身長170センチ、体重90キロのボディビルダーがいたとしましょう。

この場合、BMIは31.14。BMI30以上なので肥満です。

しかし不健康なのでしょうか?
体脂肪率は10%以下だったとしても、身長と体重が高いだけで「病気」とされてしまうのです。

かつて厚労省は「メタボ利権」をやった

かつて厚労省は同じように国民から肥満の人をあぶり出してメタボリックシンドロームの利権(メタボ利権)を作って医療業界から批難を受けました。

このときの肥満のメタボリックシンドロームの基準が
・男性の腹囲85センチ、血圧130/85mmHg
・男女関係なし
という
「ほとんどの人が引っかかりやすい低めな基準」に設定していたのです。

予防医療は大切なことですが、明らかに別のお金儲けの意図がありました。

国民をわざと低い基準に当てはめてメタボ疑いにする
→メタボ健診を定期的に受けさせる
→厚労省のメタボ管轄する官僚に自動的にお金が入ってホクホク
→国民は病人扱いされて出費して損する

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ということでこの基準は今は変わりました。

今度の利権はもっと雑

14年前のメタボ利権の時でさえBMI30=肥満なんて雑な基準は入れませんでした。

2021年冬現在、ワクチンの優先接種を拡大されることに越したことはありませんが、明らかに終息した後にもBMIの基準を下げて接種対象者を増やして今後の利権に繋がるような仕込みは止めたほうがいいと感じます。

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