アメリカのバイデン大統領の発言がリベラルの的を得ています。

バイデン氏は、「科学に基づき行動しなければならない。われわれは科学を重視する政権で、他の国もそうだと思う。開催できることを願っているが、まだわからない」と語った。

東京五輪の開催、科学に基づき判断を=バイデン米大統領 2021年2月8日
https://jp.reuters.com/article/olympics-2020-biden-idJPKBN2A80VS

この本質に気付けるのが本物の学問人です。


リベラル(左翼)=科学(人間重視)、コンサバティブ(右翼)=神重視

2020年のアメリカ大統領選挙においてトランプ大統領は当初は「コロナなどない」「マスクなど必要ない」と言って「アメリカは神の国だ」と積極的に経済活動を推進していました。
アメリカのキリスト教原理主義者、メソジスト教会や自己啓発のニューノート派を中心としたニューエイジやスピリチュアルにも支持されて「神の奇跡でコロナは治る!」と盛り上がっていました。

それに対してバイデン大統領は「科学的にあるべきだ」と主張していました。

これは別に反対する相手だったから反対のことを言っていたわけではありません。

リベラル(左翼)=科学(人間重視)、コンサバティブ(右翼)=神重視。

これが国際的な学問認識の基礎だからです。

日本のように、中国や朝鮮や朝日新聞に反対したら右翼で愛国的とか、日本政府に従うものが保守だとか、それはすべてウソです。
今回、しっかりと正しい認識を広めてくれて良かったです。

コロナの立場を基礎にすると国際政治が分かりやすい

コロナを基礎にすると国際政治の立場での発言が整理されて分かりやすいです。

分け方で多くの人が混乱するのが、右翼=神の「経済」の話でしょう。
お金のことなので「人間の業」と勘違いしている人が多いです。

世界認識では経済活動は神です。
アダム・スミスの「神の見えざる手」に代表されるように自由市場で決まる信仰の一つです。

これを基礎に
方程式で人が代入して操るケインズ、恒等式で神に等しく均等になるとするハイエクと対立が生まれました。

経済学部の人なら「なんで学部で数学ばかりやるんだろう」とか「なんでアメリカの経済学者は、神の理論、神、神と言いまくってるんだろう」とか疑問に思っている人が多いでしょう。

それもそのはず。
日本は厚生労働省が理数系文科系のニセ学問の分け方に当てはめようとするので、神 vs 人の世界学問基準まで見えてこないようになっているのです。

世界の全学問の対立図【まとめ】
世界の全学問の対立図【まとめ】

日本みたいに中国や朝鮮に反対すれば右翼で愛国という、意味不明なムラ社会みたいなニセ風習の洗脳から抜け出して、
数学・科学的に世界基準で正しく国際政治と経済をする人が増えてくれるといいです。

コロナで分かれた2つの派閥が「本物の政治思想」を教えてくれている~福祉派 vs 経済派 ~
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