韓国の医師集団が韓国政府に反対している本当の理由
の続きです。
韓国の場合、アジアでの中でも特殊で、
人手不足だから人員増やそうではなく、
人員増やしたのに政府が医療従事者を薄給で冷遇しすぎているので病院が雇えずに就職難易度が上がりすぎて人手不足。
【ソウル=藤田哲哉】韓国政府が地方の医師不足解消のため打ち出した大学医学部の定員増方針を巡り、反発する研修医8000人以上が集団で辞表を提出した。手術のキャンセルや入院の延期が相次ぐなど市民生活に支障が出始めた。総選挙を4月に控え、政府は早期解決に向けて強制捜査など強硬策を検討する。
医療の資格取得者が増えても、病院採用定員が増えない(医療のことなのに政府がお金ださないので増やせない)
結果、病院が人手不足で猫の手も借りたい状況なのに、お受験戦争のような狭き門に採用戦争が起こっている。
結論から書くと「これ以上、医師免許取得者を増やして、病院でお受験戦争を強化させてどうするんだ。」という怒り。
超難関受験が就職にも適用されたイメージ。本来、医療は人海戦術に近く、人員がいるほど安定するが、競争原理を入れてしまい、5つだけあるトップのソウル〇〇大学病院に集中。TOEIC900点以下は足切りのような、本来不要な評価がされて人手不足。医師資格が増えても就職競争だけ上がるので研修医が怒る
日本だと潜在看護師の問題のように「資格はあるが働いてない」人を研修補助で拾い上げようとしているので、もういっそ「資格取得者を新しく増やせよ」は日本では正しい。
韓国は「資格はあるが就職できずに働きたくても働けない」ので資格取得者を増やしても、病院は雇えないので競争が増すだけ。
日本で例えると病院採用も受験戦争みたいになってしまい
韓国政府から病院への補助金で合格者(病院職員)を増やせば人手不足解消されるのに、それをやらず、受験生(資格取得者)を増やすので倍率が上がってしまい人手不足。
難関大学医学部卒の高度人材な医師や看護師でも病院採用されない意味不明なことになっている。