中東のドーハを経由してスイスからオーストリアへヨーロッパを横断旅行しました。

ここからはスイスとオーストリアの各記事をまとめます。

前記事
スイス・オーストリア一人旅①~準備編~

スイス・オーストリア一人旅②~世界1位のカタール航空でドーハ・ハマド国際空港へ~

スイス・チューリッヒ国際空港着陸 Swiss Zurich Airport landing

現地時間(日本との時差-8時間)で昼の14:00頃に着きました。

スイスのチューリッヒは「死の段階論」で著名な緩和ケア・ターミナルケアのキューブラー・ロス女医の出生地であります。
個人的に医療でも心理学でも馴染みの深い場所です。
チューリッヒ駅の南には、スイス銀行(Schweizerische Nationalbank SNB)や、クレディ・スイス・グループ(AG Credit Suisse)の本社もあります。

スイスのチューリッヒ空港に到着後の入国手順。電車乗り場まで

海外旅行へ行くときはいつもそうですが、まずはホテルへのチェックインをして拠点を確保します。

スーツケースを引っ張って歩くのも疲れるので必要最低限の軽装にします。


拠点となるホテルへ

チューリッヒではホテルX-TRA(エクストラ)という所に泊まりました。
スイスは世界一物価が高いのです。なので首都のチューリッヒの周辺は宿泊価格が高いです。

受付の方も親切で誠実でした。
どこの国でも「チェックイン プリーズ」と「チェックアウト プリーズ」さえ話せればホテルは何とかなります。
スイスはドイツ語圏なので、スマホのグーグル翻訳でドイツ語翻訳を差し出せば理解してくれました。

基本ホテルチェックインは通常、午後14-15時以降。チェックアウトは午前11時-12時までです。

大きな荷物はホテル部屋に置いて外出します。

【覚えておくと良い英語】
出かける時
「I will go out now.(アイ ウィル ゴー アウト ナウ)」で「外出します」

帰ってきた時
「Can I have my key? My room number is ○○.」で「鍵を下さい。部屋の番号は○○です。」

このホテルは24時間誰かが窓口に常駐していてくれるので助かりました。いつでも出ていって帰ってこれます。

しかし、
・またお湯がぬるま湯しか出なかったです。冷蔵庫もなくタオル以外のアメニティはないので事前準備必須かなと感じます。
・隣で教会の鐘が一時間おきに大きく鳴るのと、深夜にコンサートのドムドム音が鳴るのはご愛嬌でした。

これを差し置けば価格的にはホテルX-TRA。チューリッヒ中央駅から徒歩10分程度なので悪くない立地です。

ヨーロッパのCタイプコンセント。変換アダプタと変圧器で日本用に変換

スーパーでおみやげ買うのがおすすめ

スイスには主にCoopとAlbiの2つのスーパーがあります。
coopは品揃え豊富、Albiは品揃えは少ないですが価格が休めです。私は両方行きました。

いつもお土産はスーパーで買います。
現地人の身近なものがあるのと、何より価格が良心的だからです。

また私はできるだけ初日に買うようにしています。
スーパーの値段は安いのが分かってるので、もうそこでしか買わないだろうと分かるのと、その後にスーパーに寄る機会損失しないようにするためです。
初日におみやげを買ってしまえば残金の管理もしやすくなります。

自分の分はいらないけど、せめて近所の子どもたちの分だけでもと思い、旅先でおみやげ買います。

人数多いと初日から早々現地のスーパー入ってお菓子とか消耗品あり合わせます。

残りの日で物神崇拝(フェチシズム)したくなるような固形物(人形やエコバッグや置物とか)を選別するのが私の典型です。
スーパーのエコバッグとか日本に帰っておみやげで渡すと、日本でも使える上に安いので大量買いに向いています。
おすすめします。

スイスでおすすめのおみやげ

せっかくなのでネットショップで買えないような現地の人気商品を調べて買いました。

どちらもAlbiにはなかったのでCoopで買いました。

HerbamareのSalat(ハーブマレの塩(ハーブソルト):Original。A.Vogel社)

びっくりするくらい美味しい調合がされた塩。ハーブソルト。何にでも合います。重宝します。

KlosyerhartenのFencheltee Tisane de Fenouil(クロスネルハルテンのフェンネルティー)

ファンネルティーとはハーブティーの一種です。
おっとりとほんのり甘い香りで一瞬で眠りに落としてくれます。

ご覧のように現地人によく売れています。


スーパーの商品事情

スーパーはその国の庶民視点での消費事情を投影してくれます。
見ていると生活ぶりが想像できて楽しいです。

スイスではチーズとハムの売り場が明らかに多いです。

落花生やアーモンドやオレンジもよく見かけました。

チューリッヒ大学へ

チューリッヒ大学はレントゲンの開発者レントゲンや、物理学者のアインシュタイン出身大学です。
意外と住宅街の中にありました。色も住宅街と同じ色をしているので大学と気付けませんでした。

チューリッヒ中央駅からチューリッヒ大学まで歩きました。

団地のある急勾配な坂を上がっていかなくては辿り着けないのでひたすらに疲れます。

チューリッヒ市街を見下ろせるほどかなり丘の上にあります。通学が大変そうだった。

大学の正面にチューリッヒ美術館もあります。
ただそれ以外に何もないので、時間のある場合に行ければいいかなという場所かなと思われました。


チューリッヒ大学病院へ

チューリッヒ大学の横にあるチューリッヒ中大学病院を見学してきました。

一階のロビーの待合場などなし。

入って早々に病室が並んでいました。マンションと同じような構造を感じました。

東病棟と建物が分かれているのは共通。

美味しすぎたチーズフォンデュ

Swiss Chuchi Restaurantというレストランで夕食にしました。

正直、今回の旅行で一番美味しかったのがこのチーズフォンデュでした。

Swiss Chuchi Restaurantのチーズフォンデュ(28.5 CHF)とLachs mit weissweinsauce,Salzkartoffeln und spinat ほうれん草とサーモンの白ワインソース和え(21.5CHF)とFeldschlösschenビール。美味しすぎる。

じゃがいもとパンにつけて塩が合う。
ただ男爵イモ10個も食べ切れませんでした。

余裕で私のチーズフォンデュランキング1位を獲得しました。

その他、食事の候補に考えていた場所を書き残しておきます。
すべて評価★4以上の人気店です。参考にどうぞ。

【ホテルX-Tra近く】
・Viadukt(スイス料理)アラカルトパスタやデザートあり

【チューリッヒ大学前】
・La Pasta(イタリア料理)・・ipadとか使って対応が優しいと評判
・Raclette Stube(スイス料理)・・チーズフォンデュが美味しい
・Swiss Chuchi Restaurant(スイス料理)・・チーズフォンデュ一番人気(今回利用)
・Zeughauskeller(スイス料理)・・日本語メニューあり観光客向け人気

少しマクドナルドものぞきました。

ビックマックが
単品:6.5スイスフラン=724円
セット:11.7スイスフラン=1,303円
でした。

経済学の「ビックマック指数」でスイスが一番高い事例と例えられることが多いせいか、メニューの一番上もビックマックです。
やはり高いです。


チューリッヒのクリスマスマーケットを攻略する

スイスは12月から世界最大のクリスマスマーケットが開かれています。

スイスのチューリッヒのクリスマスマーケットは主に2箇所です。

① Christkindlimarkt Zürich(チューリッヒの駅構内)・・巨大クリスマスツリーが目玉。飲食店や雑貨店多い。一番充実している。
② Weihnachtsmarkt Dörfli(大学前付近)・・民芸品店が多い。雑貨ではチューリッヒよりも安い。

そしてスイスのクリスマスマーケットにおいて必ず売っている三種の神器がこれです。
屋台の露天商が必ずあります。

1、グリューワイン(ホットワイン)(赤ワインにシナモン等を入れて煮込んだもの)
2、ラクレット(野菜のチーズかけ)
3、Bratwurst/ブラートヴルスト=グリルソーセージ。(グリルソーセージとパンのセット)

どれも手頃に食べられるのでおすすめです。

グリューワイン

Bratwurst/ブラートヴルスト=グリルソーセージ

クリスマスマーケット:Weihnachtsmarkt Dörfli(大学前付近)

夕方6時くらいには日が暮れてきました。

Christmas market on Zürich Niederdorfstrasse in Switzerland

Zurich Christmas Market in Switzerland 2

シンギング・クリスマスツリー(The Singing Christmas Tree)Zurich Christmas in Switzerland


クリスマスマーケット:Christkindlimarkt Zürich(チューリッヒ中央駅構内)

Zurich station in Switzerland Christmas market

クリスマス商店が雰囲気良い。

薄焼きのピザらしきもの。ワインも安く提供していたのでおつまみに。
ベーコンが乗って美味しかったです。ただ少し安っぽさを感じました。

ぼったくられそうになったイタリア系のチョコレートの量り売り屋

このチョコの計量売りで1万円とデタラメをふっかけられ抗議したらイタリア語で返され困惑。
そしたら横から日本語の話せるスイス人の女性が、スイスドイツ語で交渉して3千円の適当価格より下げてくれました。
まず日本語しゃべれる現地人が登場というのが運が良すぎる。
本当に良くこうやって救われることが多いです。

「計り売り」という「相手に主導権を任せるような売り方は危険だな」と学んだ次第でした。

続き
スイス一人旅②~バーゼル編~ BIS、クリスマスマーケット