桜

日本民族のアイデンティティを考える時、江戸時代・幕末の維新志士や学者の思想を象徴的に考える。

具体的にはこのような感じである。


尊皇攘夷スペクトラム図

松平春嶽、伊達宗城、横井小楠、西郷隆盛、木戸孝允、橋本左内、吉田松陰、佐久間象山、清河八郎、河上彦斎、富永仲基
////薄い壁////
頼山陽、平田篤胤、山崎闇斎、浅見絅斎、栗山潜鋒、三宅観瀾、山鹿素行…文天祥系譜(尊皇攘夷)

私は前者の方が独善的な過激さが薄くて好きだ。

現代で尊皇攘夷思想を持つなら吉田松陰・富永仲基・松平春嶽あたりが丁度いい

西郷隆盛の「敬天人愛(天皇を敬い、人を愛す)」を始め、
松平春嶽、伊達宗城、横井小楠、木戸孝允、橋本左内、吉田松陰、佐久間象山、清河八郎、河上彦斎、富永仲基などの、
それほど過激でない文天祥系譜の思想(尊皇攘夷)が現代の日本人のアイデンティティには合っている。

頼山陽、平田篤胤、山崎闇斎、浅見絅斎、栗山潜鋒、三宅観瀾、山鹿素行は、
日本民族のアイデンティティを知るには良いが、アジア経済圏を考える場合には少し閉鎖的で過激すぎるだろう。

少し緩和させた、西郷隆盛・吉田松陰・富永仲基・松平春嶽あたりが、ちょうどいい。