正直、将来的に臨床心理士は消えて公認心理師に仕事を取って代わられる。
臨床心理士は学校。民間資格。児童相談所やスクールカウンセラーや家裁調査官。文科省管轄。
公認心理師は病院。国家資格。精神看護師に近い。厚労省管轄だ。
公認心理師と精神保健福祉士と精神看護師は、ほとんど同じことしてる。
心理学中心、社会福祉学中心、医学薬学中心と微妙に専門ジャンルは異なるが、ほとんど同じだ。
臨床心理士は文科省の学校の場で、公認心理師は病院の場でという住み分けを想定している。
しかし臨床心理士は心理学中心の点で公認心理師と領域がほとんど同じである。
精神保健福祉士以上に優位性は少ない。まして国家資格でもない。
学校の保健室には保健体育の教師はいない。看護師の上級資格を取った保健師がいる。
それと同じで臨床心理士は消え去り、公認心理師へと取って代わっていく。
実際、5年以上の精神科勤務の看護師は公認心理師の受験資格を得られる。
ただ臨床心理士に対して、公認心理師が母集団を増やしたいからの措置であって業務独占できるわけではない。
看護師からみれば医療行為もない。メリットが少ないのだ。
看護師に関しては日本もアメリカのように、ナース・プラクティショナー(Nurse Practitioner, NP)で看護師から医師への資格取得可能化、麻酔看護師の認定資格を作るべきだ。