火災・津波・台風・竜巻・大雨・断水・落雷・土砂崩れなどの災害、疫病、感染症、戦争、金融危機、世界恐慌、このような未曾有の危機的な出来事はいつあなたの身に起こるか分かりません。
野菜の価格の高騰、食糧難、野菜不足・・耐えきれませんよね。
私自身、家で菜園を営み、花や野菜、農薬や肥料専門のホームセンターで10年ほど働いていた経験があります。
おかげでいろいろ詳しくなりました。
今まで、種苗法として知的財産権の第21条で育成者権の効力を定めていました。しかし2013年頃の安倍政権発足後、同条3項の例外規定を盾に、省令つまり運用で例外とされて892種類から289種類に原則禁止となりました。
単刀直入に言うと、日本で種を育てるのは原則禁止。
日本米さえもアメリカに原種を売り渡したので、日本の作物はアメリカのもの。
アメリカの某M社の大企業の発がん性物質を多量に含む農薬でしか育てられないように改悪されました。
2020年現在、まだ種は売られていますが、今後はなくなるかもしれませんね。
つまり今後、日本では野菜や作物や種を売ってはいけないことになります。
売ってはいけませんが、「個人で栽培・菜園をする」のは大丈夫です。
日本人は「食の安全保障」を完全に外国に依存しているので、輸入が止められたら終わりです。
いつ食料を止められても生き残れるように、個人で事前に備えておくと良いですね。
野菜の種の寿命
さて、しかし種子を長期保存したり、菜園・栽培するのが初めての人もいると思います。
具体的にどの種が保存に適しているかをまとめます。
1~2年・・ニンジン、玉ねぎ、ネギ、ミツバ、落花生
3~4年・・キャベツ、レタス、ホウレンソウ、エンドウ、インゲン、ゴボウ、ソラマメ、唐辛子
4~5年・・かぼちゃ、白菜、キュウリ、大根、カブ
6年以上・・トマト、スイカ、なす
種は乾燥剤などとセットで保存しておけば、10年以上保存しても発芽はします。
ただ元より寿命の長い種を備えておくことが大切です。
特に5~6年以上の長寿の苗、かつ栄養豊富の種を備えておきましょう。
寿命が長く、かつ栄養豊富な野菜は何か?
かぼちゃ、白菜、キュウリ、大根、カブ、トマト、スイカ、なす・・
この中で圧倒的に強いのは「トマト」と「かぼちゃ」です。
長期保存を考えると、一個で腐ってしまうトマトよりも、たくさん栽培できる中玉やミニトマトが良いでしょう。
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ナス科の「じゃがいも」「サツマイモ」も優れています。
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じゃがいもの保存の注意点
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じゃがいもは種そのものが本体のため、放っておくと芽が生えて、簡単に発芽してしまいます。
これを防ぐために「涼しい場所」かつ「りんご」とワンセットで保管する必要があります。
じゃがいもの発芽を防ぐには、夏は冷蔵庫の野菜室の中。冷やしすぎないように新聞紙で包みます。
そしてその隣にりんごを置きます。
りんごはエチレンガスを出しており、これがじゃがいもの芽の生育を抑えてくれます。
そうやって何年も保存するのです。
他の長寿の種の野菜は?
なす、白菜、きゅうり、大根、カブ、スイカは?
と思うかもしれませんが、これらは主に水分でできていいます。
長期保存の種としては有用ですが、食べた時の栄養価で考えると二番手です。
種の寿命ランキング上位のナスの栄養は主に皮のみです。皮のナスニンに抗酸化作用があること以外、その他カリウム、水分だけです。
寿命の短い種は栄養はあるがコスパが悪い
なす、白菜、きゅうり、大根、カブ、スイカと比較すると、
ニンジン、玉ねぎ、ネギ、落花生、ほうれん草、エンドウ、インゲン、ゴボウの方が、寿命は短いですが栄養には優れています。
しかし、特に「豆」の系統は畑の栄養を多く使います。
他の作物を同時に育てるのが難しく、畑が回復するのにも時間がかかります。
土地の新陳代謝のコストパフォーマンスが悪いです。
ただ短期、長期的な取り置きとしてあったも損はないでしょう。
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野菜の種は、いきなり土に植えてもリスクが高いです。
栄養不足になったり、鳥や虫に食べられてしまったりします。
最初は小さなポットで、苗になるまで育て、ポットに収まらないくらい大きくなったら、畑やプランターに移します。
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参考になれば幸いです。