モノマネやマジックが嫌いな人はどういう人か?

心理学・精神医学

モノマネやマジックを見せられると血相を変えて怒る人がいます。

そのため「モノマネやマジックの動画は荒れやすい」という傾向があります。

マジックに対して劣等感を持つ「マジック・コンプレックス」という俗語もあるほどです。

モノマネやマジックを楽しんでいる人からすれば謎です。

なぜモノマネとマジックなのでしょうか?

モノマネとマジックの共通点

モノマネとマジックの共通点は「虚偽」を見せている「ニセモノ」を見せているという点です。

モノマネなら「おー似てるー!」と面白がれます。
マジックなら「えー!?これどうなってるのー!?」と面白がれます。

ただこの「疑問」を残した面白がり方に首を傾げる人たちがいます。

それが自閉症スペクトラム症や自己愛性パーソナリティ障害です。

自閉症スペクトラム症(アスペルガー/ADHD)の自分の世界観とは?

発達障害の自閉症スペクトラム症と人格障害の自己愛性パーソナリティ障害は耐えれない

発達障害の自閉症スペクトラム症アスペルガーだと
「なんで本物がいるのにニセモノをするんだ!」
という区別をしたがる怒り方をします。

人格障害の自己愛性パーソナリティ障害だと
「全知全能たる俺の知らないことをしやがって!しかもオレより目立ちやがって!誰にでもそれくらいできるわ!」
という過小評価する怒り方になります。

別に嫌うことは個人の自由なので悪いことではないのですが、往々にして周りの価値観と衝突するので問題が起こります。

「本物、ニセモノ」という二分法思考が根本にある

「本物」があるから、別のものをやっても「だから何?」どころか、「ニセモノだ!」と腹が立ってくるのです。

それどころか「人をマネして騙している!詐欺師だ!」と本気で怒りにかかるのです。

この心性が「二分法思考」という、ファジー(中間で曖昧な状態)を許さないことになってしまいます。

二分法思考に陥ると、精神病と相関が高くなってくるので心理的に健康な状態ではなくなるのです。

はてなブックマークの「低能先生」に学ぶ二分法思考の精神病理

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