リベラルアーツからリバタリアン心理学への応用をまとめます。
人文学から科学への歴史
「人文学」は「人」の文学だから「人文」で人間が記述する「理科」の先祖。
この人文学ができる前、人に対するのは「神」の文学。すなわち「数学」のこと。
「文学」と付いてるので対義語は「理科」ではない。
ここが日本がリベラルアーツ世界基準学問体系ではなく、文系理系と誤認識してる汚点。
この帰納法と演繹法の歴史が抜け落ちしているせいで
・理科を神として崇拝する唯物論的な権威主義者
・数学を神として崇拝する中世以前の権威主義者
を生んでしまい
自己矛盾に自覚がないので、精神病理的な他者軽視で破滅的な人格形成をしてしまう。
数学→人文学→理科(自然科学・社会科学)
と神から人へと、薄めてきたサイエンス(Science:Sci 神の ence 流動物)の歴史が世界共通なのに
人文学→文系(目に見えない)
数学理科→理数系(目に見える)
なんて日本だけ中国の「有無」の道教ベースの唯物論をやらかしてるので論理が組み上がらない
神よりも人を重視する
①権威全体主義(経済も個人も軽視で増税)
②右派(経済重視、減税)
③左派(個人重視、増税)
④リバタリアン(経済も個人も重視で減税)
歴史順に四軸で政治思想は見るのに、リベラルアーツの学問理解がないと、②と③の対立だけで見て、中世以前の①と同質化してしまう
リベラルアーツ学問理解ではない日本独自の「文系vs理数」という中国の「有無」の宗教的な世界観が入ってしまうと
②右派→目に見えない:神話を信じるスピリチュアル
③左派→目に見える:科学を信じる唯物史観
になってしまい、
これらに①の権威主義の神と宗教の属性が付与されて独裁になる。
①は神重視、④ほど人間重視
中世から現代にかけて「薄まってきた」ヨーロッパからアメリカまでの歴史
減税と増税
小さな政府と大きな政府
共和党と民主党
④は③が増税で腐ったので③の原点回帰で②の復古
①は最悪だと約230年前に、過去500万年かけてやっと気づいた人類。
リバタリアン心理学への応用
私が15年前に提唱したリバタリアン心理学は、
①動物的本能(制御できない)
②モノの自由(心の軽視)
③ココロの自由(金の軽視)
④②③とも重視して負荷を軽減するもの。
情報量が多すぎて無駄な負荷で悩むので、脳内の負荷処理を最小限にスリム化して制御しようとする。脳内の小さな政府化。
当時は前世代の認知行動療法までしか普及しておらず、思考のスリム化の方法論としてヴィパッサナー瞑想やそれをアメリカナイズしたマインドフルネスなんて言っても怪しいと言われたが、やっとこさここ数年で理解されてきた。
①権威主義は独裁(規制と抑圧)
②右派はモノの自由(財産)
③左派はヒトの自由(人脈)
④リバタリアンは技術の自由(アート)
①を退けて②〜④のいずれか2つ以上に属せると幸福になれる。
数学→経済学→政治学→心理学の構造的ダイナミズム。