「テレビ禁止」
「ゲーム禁止」
「スマホ禁止」
と学童期に親に禁止された子ども。
禁止されればされるほど大人になってその反動が必ずあります。
極端に抑圧的になるか、極端に攻撃的になるか。
これは禁止されたモノが原因ではなく、
禁止されたことで学校で
「話題共有の機会が奪われ、友達が少なくなって孤立すること」
が原因です。
禁止すれば勉強に集中できると勘違いしている人は多いですが、
逆です。
勉強は「友達も頑張ってるんだ」という連帯感の中で継続しているのです。
仮に何らかの夢・進路があったとしても
「一緒に頑張ろうね」という友だちがいない限り、継続できません。
孤立していては自尊感情・自己効力感のすべてを失うのです。
勉強とは手段であって目的ではありません。
思い出してみてください。
友達はどうやって作ったか?
勉強が趣味の友達なんて作った人はいないです。
点数で競争が発生するので友達になれるはずもないのです。
勉強とは別に、
必ず「楽しさ」という娯楽の共有があります。
「楽しい話題」の共有があります。
なので話題共有機会を奪い、孤立へと追いやれば、
学力も下がっていきます。
完全に禁止するのではなく、報酬として適度に位置づける必要があります。
もし子どもが自分のやりたいこと、目指したいことが定まった時、自然と自制するようになります。