「はい!○○番!答えて!」
授業中に急に当てられることがある。
なぜかいつも当てられる人がいる。
逆に3年間、全くあてられなかったという人もいる。
実は授業や講義で先生にあてられやすい出席番号・学籍番号がある。
人間はどの番号を選びやすいのか。
心理学・統計学的にどの番号が当たりやすいのか。
「あてられやすい番号」は、
- 1番である(すぐ当てられやすい)
- 月日の日付に番号がある(1~12月、1~31日)
- 月日を並べて番号になる(例:4月3日で43番)
- 月日の日付足した・引いた場合に番号がある
- 偶数である(偶数は奇数より安定感があるので選ばれやすい)
- ゾロ目である(22番、33番など)
1番~31番までは日付に数字が入っているので高確率で当てられてしまう。
特に1番は可哀想なくらいに当てられる。
一番最初に番号があるからだ。
1番~31番までは失敗体験が強く残ってしまう反面、間違えたというエピソードでも記憶に残るので悪いことばかりではない。
心理的に授業中にプレッシャーを感じやすくなるくらいだ。
1~12番は月に数字があるので当てられやすい。
特に2、4、6、8、10、12は偶数なので当てられやすい。
次に13~31番は日にちに数字がある。
中でも14、16、18、20、22、24、26、28、30の偶数が当てられやすい。
しかし学校ならば「春休み(3月下旬)」と「夏休み(7月下旬と8月)」と「冬休み(1月上旬と12月下旬」は、休みの場合が多く1、3、7、8、12が番号に付く人はそもそも当てられる機会が少なくなる。
逆を言えば「あてられにくい番号」は、
- 1番以外
- 月日の日付に番号がない(1~12月、1~31日)
- 月日を並べて番号にならない(例:12月31日で1231番で過剰)
- 月日の日付足した・引いた場合に番号がない
- 奇数である(瞬間的に奇数を選ぶ人はラッキー7の7以外あまりない)
- ゾロ目でない
となる。
では最強に「あてられにくい番号」はどれか?
上記の条件下で、仮に100番までいるとすると
37、39、41、43、47、51、53、57、61、63、69、71、73、75、79、81、83、85、87、91、93、95、97
に絞られる。
これらの数字の時点ですでに当てられにくいが。
「今日は4月1日なので41番の人!」とはなりにくい。
月の「始め」なので、「始め」という心理が働いて先行する数字を取ってしまう。
単純に「4番の人!」あるいは「1番の人!」と当てる。
月日を組み合わせる場合は5以上の数字である確率が高い。
つまり
41、43、51、53、61、63、71、73、81、83、91、93
のうち、
春休みの時期(4月)がかかってくる
41番、43番
夏休みの時期(8月、9月)がかかってくる
81番、83番、91番、93番
が最も当てられにくい。