なぜスピリチュアルな建国神話のある国は長生きするか?

政治経済・近代学問

長期的に続くコンテンツはユーザーが勝手に作り上げていくクリエイティブな勢いがあります。

その条件として、自由である、機会が平等ことが挙げられます。

これは国も同じです。

それでいてあるパターンが存在します。

それが建国神話の存在です。

どの国の建国神話もそうであるように、パターンとしてはこうです。

最初は玉石混交の有象無象がどわっと出てくる
→あやしげな霊能者や予言者や占い師が出てきて啓示を与える
→国民にアイデンティティを与えて長期的かつ反動で合理的に栄える

というプロセスがあります。

流行るコンテンツも同じです。

神話を作ろうとするのです。

加えて建国神話がスピリチュアルで非合理であるほど、国が長生きします。

玉石混交の有象無象なカオスを受容するからです。

祭り、非合理、占いや霊性の無根拠のエネルギーがアイデンティティの原動力になり、のちに帰属集団のエートス(慣習)になると科学合理化されるのです。

人間のエネルギーの動力源はどこから来るのか?

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