関東大震災での朝鮮人虐殺は信憑性があるのか?

政治経済・近代学問

関東大震災での朝鮮人虐殺は信憑性があるのか?

この話についてまとめます。

関東大震災朝鮮人虐殺事件とは

関東大震災朝鮮人虐殺事件とは関東大地震(大正12年(1923年))の混乱の中で、官憲や民間の自警団により多数の朝鮮系日本人や朝鮮人と間違われた人々が殺害された事件です。

何が正しかったのか?

関東大震災における朝鮮人虐殺事件は「新聞のデマが発祥」の話ですが、虐殺は実際に起った事実です。

どういうことかというと、
当時の新聞は「朝鮮人が暴動を起こしている」とデマを書いていました。
そして虐殺は実際に起ったことだということです。

ただ表立っては国際訴訟問題に発展するので断言して言いづらいのが日本の立場なのです。

根拠はあるの?

1926年発行の公式記録『大正震災志』(p270-)でも公式に否定されています。

国立国会図書館『大正震災志』
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/981915

当初の混乱が落ち着いてみれば、「不逞鮮人300余名が手に手に爆弾を携え」て横行するのを目撃した人は誰もいなかったし、「上水道に毒を散布」した事実もなかったし、「碓氷峠の上から列車爆破を企」てたと警察に自白したという朝鮮人も存在していなかったのですから。警視庁がまとめている流言の一覧とつきあわせてみれば、こうした新聞記事の多くが流言を書き写したものにすぎなかったことがよく分かります。
20分でわかる「虐殺否定論」のウソ
http://01sep1923.tokyo/lies-in-20min/article4/

国が危機的になると隣国のせいにしてガス抜きする

どこの国もそうですが、自分の国が危機的になると、自国民の不満のガス抜きのために隣国という仮想敵国を作って、そっちに不満を逸します。

日本の場合、クライシス(危機)に対して島国的な閉鎖環境のムラ社会文化がゲマインシャフトへと退化させ、ナショナリズム思想へとアノミーの帰属先を向かわせたのです。

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