「看護協会が本気になれば医師会を潰せるんじゃないか?」と誰かが言っていた。
そうかな?と思って考えてみた。
確かに年会費が高すぎるくらい高い。毎度学会でも万単位でお金を取られてしまう。権力維持のために会員からお金を取りすぎである。
そして日本医師会も日本看護協会も自民党(2018年6月2日現在)の中心支持母体である。
人口比としては
日本医師会が年会費1万8000円(勤務医)。会員17万人で30億円。
日本看護協会が年会費5000円。会員71万人で35億円。
勤務前提の単純計算だと看護協会の方が多いが、日本医師会は開業医の所得に応じて会費も高くなるので互角かトントンくらいにしてるのである。
実際、看護協会、医師会、日本赤十字社のトップには天皇陛下がいるので
注目すべきは内訳人数である。
日本医師会17万人(日本内科学会11万人、日本外科学会4万人)。
日本看護協会71万人。
およそ4.17倍ほど看護師の方が多い。
これが日本最大の影響力のある学会だが、選挙したら日本看護協会が余裕で圧勝できるのだ。
この医師会の大半である日本内科学会もほとんどが「民間開業医」がもっている。
大学病院や国公立病院の「勤務医」ではない。
「勤務医」は名誉職でプライドが高いだけで「民間開業医」に比べたらお金をもっていない。
新年度開始前とか連休前とかは手術が少なくて助かるが、医学会が多いと嘆く。
出張費も出ずに遠方へ行き、ただでさえ医師会に年会費2万円近く払ってるのに毎度の会費や参加費で2万円払う。
会場費にしても食事が出るわけでもなく高すぎるために医師たちもこのカネがどこに消えてるのか知らないのである。
嵐とかジャニーズのライブのチケット代でも9000円なのに、医師会の学会は2万円。
別に会場も公共施設やホテル会場とかだ。
ドームを借りているわけでも、ライブあるわけでも、食事があるわけでもない。
自民党の中心支持母体でもある日本医師会は開業医が主の団体で、多数派の勤務医の人たちは搾取されてるだけなのだ。