猫の寿命は5歳前後。
え!?短くない!?
そうです。
近年は平均12~18年は生きます。
実は5年とはノラ猫も含めた寿命。
野良ネコも含めると交通事故や栄養不足で死んでしまう確率が上がるのです。
しかし数年前まで「ネコを飼っている」といっても平均5年程度で死んでいました。
なぜか?
「食事」です。
特に日本人はみそ汁や漬け物や醤油などの塩分の多い食事を好みます。
人間と同じ食事をネコに与えてはいけません。
「腎臓」が弱いからです。
腎臓とは血をろ過しておしっこを作る臓器です。
ここに塩を流すとどうなるか?
詰まります。
若い頃なら気にならずそのままおしっこで排泄されます。
しかし老いてきて腎臓の管が細くなってきたら・・。
もっと詰まります。
詰まるとどうなるか?
腎臓病と言って、おしっこを作るのが難しくなり、おしっこで排泄されるべき毒(アンモニア)で尿毒症になります。
すると血に毒が混じるので呼吸がつらくなります。
酸素が運べなくなります。
手足が動かなくなくなって歩けなくなります。目が見えにくくなります。耳が聞こえにくくなります。
私の飼っていたネコがそうでした。
猫の年齢を人間で計算すると、生きた年数✕7年です。
10年生きていれば70才ということになります。
おじいちゃん、おばあちゃんです。
どうすればいいのか?
もし健康に長生きを望むのであれば、その頃から「通常食」から「療養食」に切り替える必要があります。
それまでは同じキャットフードを与え続けることが長生きの秘訣です。
人間の感覚で「飽きるだろう」と思って食事を変に変えたりすることは、
逆に猫ちゃんにとってストレスなので寿命を縮めます。
ドイツ人のように3食代わり映えしない食事で生活している人間だっています。
猫も同じです。
以下のようなキャットフードが理想です。
ピュリナ ワン キャット 避妊・去勢した猫の体重ケア 子ねこから全ての年齢に
栄養管理(低脂肪食)、体重管理(メタボ予防)、毛玉管理(毛玉排泄)、尿Ph管理(腎臓病予防)を全てこなしてくれます。
10年目まではこれを与え続けることがベストです。
腎臓病と診断されたら!腎臓病になる前、なった後でも遅くない対処法!
10年目(70才以降)からの腎臓病予防。
加えて腎臓病と診断された後でも対処法はあります。
放っておけば約1年で死んでしまいますが、以下の方法を取れば1年以上は延命できるはずです。
まず水をかえよ!
腎臓病に対しては、まず水を変えることが第一です。
私自身、飼い猫が腎臓病と診断された時に、獣医師からも腎臓病ネコの飼い主仲間からも勧められたのが
「ピュアクリスタル」
ピュアクリスタル全猫用
ピュアクリスタル 交換用フィルター 猫用
今まで水を飲まなかった猫も、
元気がなくなって動かずに痩せてきた猫も、
おどろくほど飲むようになります。
腎臓に詰まった悪いものをキレイな水で洗い流してしまうわけです。
神商品。
すごい飲む。
ピュアクリスタルは本当に画期的です。
私の猫はまずこれで元気を取り戻して食欲が湧くようになりました。
食事を変えよ!
キャットフードは、
基本的にロイヤルカナンの療養食。
動物病院の獣医師に聞いてもロイヤルカナンを勧めます。
Amazonで買うほうが確実にお得です。
ロイヤルカナン 療法食 腎臓サポート ドライ 猫用 2kg
この猫用腎臓サポートは王道です。
普通のペットコーナーやショップにはこれは売っていません。
動物病院で主に売っています。
動物病院だと1.5倍か2倍の価格で売っています。委託されているので高いです。
しかし安価で同じものを売ってくれているAmazon(アマゾン)には本当に助けられました。
感謝、感謝です。
慢性腎臓病の猫に給与する目的で特別に調製された食事療法食。
リンの含有量を制限。タンパク質や必須脂肪酸の含有量を調整します。
基本的には慢性腎臓病でも腎不全でも、膀胱炎でも、尿路疾患、尿路結石症でも、
上記の「腎臓サポート」のシリーズ一択。
ロイヤルカナン 療法食 猫 腎臓サポートフィッシュテイストパウチ 85g×24個
固形の「ドライ」ではなく、「パウチ」も合わせると、「ドライ」を食べない時も食べてくれます。
私は「ドライ」を基本に「パウチ」を少し混ぜることで食べやすくして与えていました。
さらに細かい症状への対処食事療法も紹介します。
●猫のおしっこが出なくなる下部尿路疾患(ストルバイト結石症およびシュウ酸カルシウム結石症)の場合・・
ロイヤルカナン 療法食 PHコントロール オルファクトリー ドライ 猫用
「pHコントロール0」より効果が高いです。
●猫のうんちや便が出なくなる便秘の場合・・
ロイヤルカナン 療法食 消化器サポート可溶性繊維 ドライ 猫用
便消化器系はこれになります。
●猫の留守番時の自動えさやりには・・
ペット自動給餌器 犬猫用
外出時でエサがやれないときには自動給餌器が便利です。
まとめ
私の猫は腎臓病と診断されてから、この方法に切り替えてからむしろ元気になりました。
本来ならばなる前から対応しておけばよかったと後悔すらしています。
もし今ネコを飼われている方、病気と診断された方、今後が不安な方のために、少しでも何らかの助けになれば幸いに存じ上げます。